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【1月】平成30年度対話型研修会を開催しました

更新日:2019年3月14日 印刷ページ表示

 赤堀農地守り隊組合主催による農作業安全に係る「対話型研修会」を開催しました。

1 ねらいと背景

 農業機械利用における農作業事故の発生を防止する手段として、作業者の「気づき」により事故原因をリスト化し、それを共有化する「対話型研修会」が提唱されています。そこで、荒廃農地の管理作業で、来歴不明のほ場などで機械作業を行うことが多い「赤堀農地守り隊組合」を対象に対話型研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 研修会は、1月29日に開催し、赤堀農地守り隊からは14名が参加があり、関係機関からは伊勢崎市をはじめ、JA佐波伊勢崎、群馬県が参加しました。
 まず、対話型研修会では、講師の農研機構農業技術革新工学研究センターの積氏、皆川氏と、労働安全コンサルタントの吉田氏の誘導により、赤堀農地守り隊のメンバーと意見交換が行われました。あらかじめ実施したアンケートの結果から、主にトラクターの作業でのヒヤリハット体験について意見が出ました。特に赤堀地区は、幹線道路の抜け道として農道が利用されるため、公道上での事故防止についてなど、農作業だけでない意見が出されました。
 これらを整理し、共有化するまでのプロセスを体験することにより、参加者間で農作業安全の共通認識が得られました。また守り隊として、農道での一般車両への注意喚起の活動をすることも確認されました。
 続いて、お昼休みを中心に、運動能力測定とアシストスーツの体験・展示を行い、多くの体験者があり好評でした。
 午後はクボタアグリサービス(株)を講師にトラクタの整備研修を行い、点検ポイントの確認をしました。近年のトラクタは燃料に水が混入すると大きな故障の原因になるなどの指導を受け、受講者は熱心に受講していました。

3 今後の方向

 今回の内容から「私たちの農作業安全宣言」を作成し、生産者にフィードバックされます。また、引き続き農作業安全に関して、講習会等で呼びかけていく予定です。

対話型研修写真
対話型研修

アシストスーツ体験写真
アシストスーツ体験

トラクタの整備研修写真
トラクタの整備研修

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