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【9月】鳥獣被害対策研修会を開催しました
更新日:2019年10月28日
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佐波伊勢崎管内のアライグマ・イノシシなどによる農作物被害対策として、生産者、関係機関を対象に電気柵を正しく設置する方法についての研修会を開催し、侵入防止のポイントについて理解を深めました。
1 ねらいと背景
アライグマ等中型獣による農作物被害が年々増加しています。また、イノシシなどの大型獣の目撃情報も増えています。そこで今回は、佐波伊勢崎担い手育成総合支援協議会として中・大型獣のほ場への侵入を防ぐため、電気柵を正しく効果的に設置する方法を学ぶ研修会を実施しました。
2 取り組み内容
- 日時:令和元年8月20日
- 場所:玉村町内サツマイモ生産者ほ場
- 参加者:生産者13名、JA佐波伊勢崎5名、玉村町1名、農業指導センター1名 計20名
7月中旬に研修圃場の近くに設置したセンサーカメラにイノシシが撮影されたため、研修会前の7月29日に関係機関で研修圃場に電気柵を設置しました。
研修当日は鳥獣被害対策支援センター担当者から、中・大型獣の被害跡の特徴や被害対策の基本、電気柵設置の際のポイントについて説明を受けた後、実際の設置状況を確認し理解を深めました。
3 今後の方向
鳥獣被害対策は各生産者が正しく対策をすることに加え、地域全体で取り組むことが重要です。指導センターは関係機関と連携しながら、鳥獣の個体数を増やさない地域全体の取り組みを支援していきます。
関係機関による電気柵の設置
研修会の様子