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【9月】たまむら採種部会全体研修会を開催しました
更新日:2019年10月28日
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たまむら採種部会では、平成30年4月に主要農産物種子法が廃止となったことから、今年度は外部から講師を招き、種子法廃止に関する研修会を開催しました。
1 ねらいと背景
たまむら採種部会は、令和元年産麦種子では36戸で55haの作付けを行うなど、県内で最大の米麦種子生産を行っています。部会では、毎年視察研修会を行っていますが、平成30年4月に主要農産物種子法が廃止となったことを受け、現在の情勢や今後の種子生産の方向性について学ぼうと、研修会を開催しました。
2 取り組み内容
研修会は、9月6日にJA佐波伊勢崎たまむら支店にて開催され、採種部会員のほか、たまむら地区の米麦生産者、関係者ら42名が出席しました。
研修会では宇都宮大学農学部准教授高橋行継氏により「種子法廃止に伴う今後の種子生産のあり方と試験研究現場の対応」というテーマで講演が行われ、これまでの種子生産についての経緯や全国の事例についての紹介、宇都宮大学で育成した品種の紹介などについて学びました。
研修会後には、情報交換会を開き、講師の高橋准教授をはじめ、同じく水稲種子生産について研究する他大学の准教授や大学院生なとも加わり、意見交換が行われました。
3 今後の方向
指導センターでは、これからも、種子の生産体制について情報収集を行うとともに、今後も安定的に優良な米麦種子が生産できるよう、栽培技術指導を行います。
研修会の様子1
研修会の様子2