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【1月】明和ナシ産地 結実確保への取組み~栽培技術 スマート技術複合研修~

更新日:2023年2月3日 印刷ページ表示

 令和2年度に発生した大規模な結実不良の対策として、結実不良対策マニュアル(データポータル)を作成し、スマートフォンなどを使っていつでもマニュアルを確認出来るようにしました。マニュアルを周知し、併せて結実量を意識した剪定技術、軽労化対策などを学ぶ複合研修を開催しました。

1 ねらいと背景

 明和町のナシ産地では、令和2年度に気象条件が原因と思われる大規模な結実不良が発生しました。そこで、同じような気象条件になった時に、結実を確保出来るようにデータポータルを利用した結実不良対策マニュアルを作成しました。このマニュアルを利用し、併せて花芽を意識した剪定を確認することで、ナシの安定生産を目指しています。

2 取り組み内容

 12月16日に冬季管理研修会を開催し、明和町のナシ生産者約20名が参加しました。研修会ではまず、花芽を確保する剪定方法を全体で確認しました。その後、昨年度作成した結実不良マニュアルを紹介し、実際にタブレットを利用してマニュアルの使い方を説明、気象状況に応じた受粉方法の変更を推進しました。最後に、軽労化を目的とした最新の電動剪定ハサミ、電動チェーンソーの紹介を行いました。参加者はみな真剣に耳を傾けていました。

3 今後の方向

 データポータルは現在4名程度の生産者が導入して活用しています。引き続き普及推進に努めていきます。今後も生産者、関係機関と協力し産地の問題を解決することによって、産地活性化を目指します。

マニュアル説明の様子の写真
​写真1 マニュアル説明の様子

電動ハサミ説明の様子の写真
写真2 電動ハサミ説明の様子