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【9月】新規就農者等の定着支援~先輩農業者との意見交換を「新規就農者の集い」で実施~
佐波伊勢崎担い手育成総合支援協議会(伊勢崎地区農業指導センター)による「新規就農者の集い」を開催しました。新規就農者7名が出席し、先輩農業者や関係機関との意見交換会および先輩農業者のほ場視察を行いました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎地域の直近5か年(平成27~令和元年度)の新規就農者数は平均21名/年です。新規就農者が定着していくためには地域とのつながりを持つことが非常に大切です。佐波伊勢崎担い手育成総合協議会は新規就農者を対象に「新規就農者の集い」を開催し、仲間づくりを促すとともに、地域全体で支援体制を組んでいることを伝える場としています。
2 取り組み内容
8月27日(木曜日)にJA佐波伊勢崎さかい支店において「新規就農者の集い」を開催しました。新規就農者7名が参加し、先輩農業者、関係機関と意見交換を行いました。
新規就農者から「親と一緒に仕事をしているが、自発的な行動がとれず、もどかしい毎日を送っている。」と言った質問には「自分で目標をもって農業をすることが大切。30年やってもあきないのが農業。」と先輩農家から助言があり、「農地を借りたいが見つからない。」と言った悩みには、「信頼が大切。まじめに一生懸命やっているとまわりが認めてくれる。」などの助言があり、有意義な意見交換ができました。
意見交換会の後には、先輩農業者のネギほ場を見学し、新規就農者から、病害虫やほ場の管理など活発な質問があり、今後の栽培の参考になりました。
3 今後の方向
農業指導センターでは、9月より「フレッシュ農業セミナー」で農薬適正使用や農業機械などの研修会を開催し、定着支援を進めていきます。
先輩農業者等との意見交換
ネギほ場の見学