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【3月】麦品質向上対策研修会を開催~集落営農法人の経営改善に向けた取り組み~

更新日:2021年3月24日 印刷ページ表示

 麦の収量・品質の向上による経営の安定化を目指し、集落営農法人を対象とした麦品質向上対策研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 佐波伊勢崎管内は県内最大の小麦産地ですが、近年は担い手不足や天候不順の影響などから麦の収量・品質の低下が課題となっています。管内には26の集落営農法人があり、地域全体の麦作付けの半数を担っていますが、麦作を経営の中心とする集落営農法人にとって、麦の収量・品質の向上は経営の安定化に欠かせない要件となっています。
 そこで、佐波伊勢崎集落営農法人連絡協議会では集落営農法人に対する運営支援の一環として、10月に麦の収量向上に向けた生産者の意欲を高めることを目的とした「多収穫共励会」を行いました。今回は品質向上を目的とした研修会を開催しました。

2 取り組み内容

 研修会を開催するにあたりコロナ対策として参加者を各法人1名に制限し、2月12日と15日の2回に分け開催したところ、20名の参加がありました。研修会では麦の品質の評価に使用される4つの評価項目について説明し、項目毎の基準値を達成するための栽培管理のポイントについて講習を行いました。また、指導センターが今年度取り組んだ水田水管理システムや可変施肥田植機などスマート農業技術に関する情報提供を行いました。
 さらに、法人役員が集まる機会となったことから、各法人を対象とした経営相談会において明らかになった法人共通の課題と対応策について説明しました。研修会後のアンケート調査では、参加者の大多数から「満足」という評価を得ることが出来ました。

3 今後の方向

 指導センターでは、地域の水田農業の中核を担う集落営農法人の経営安定化や運営の円滑化を目指し、課題やニーズに適応した支援を行っていきます。

研修会の様子写真
研修会の様子

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