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伊勢崎地区の農業

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

 管内は、関東平野の北部に位置し、標高40~160メートルの平坦地で平均気温13.8度、降水量1,063mm、夏季は内陸部にあるため暑く、冬季は「上州名物かかあ天下と空っ風」といわれるように季節風が吹き晴天日が多いです。これらの気象条件と東京から100km圏という立地条件を活かした都市近郊型農業地域となっています。

認定農業者

 伊勢崎市・玉村町の2市町で認定農業者協議を設立し、組織活動が進められています。課題解決や地域農業の発展を目指して、経営管理能力向上研修会・先進地視察研修会等が実施されており、意見交換や情報交換が活性化しています。

農村女性

 農業の中で、女性は重要な担い手として注目されています。平成18年度に管内の女性10組織による佐波伊勢崎農村女性会議が結成され、地産地消や男女共同参画をテ-マに活動して、地域農業の活性化に役割を果たしています。

青年農業者

 39才以下の新規就農者は毎年10数名で推移しています。新規就農者のうちUターンが約7割を占めているのが特徴です。新規就農者を対象に新規就農者の集いや、農業基礎講座等の研修会を実施しています。

普通作物

 管内は稲・麦二毛作地帯で水稲の主要な品種は「あさひの夢」であり、小麦の産地です。大豆については、玉村町において栽培されています。

施設野菜

 トマト、キュウリ、ナスが代表的な生産品目であり、冬季の豊富な日射量を活かした高品質な果菜類の栽培を行っています。マルハナバチの導入や天敵の利用などでIPM(総合的病害虫・雑草管理)が定着し、環境にやさしい農業を目指しています。

露地野菜

 ナス、ゴボウ、ネギ、ヤマトイモ、ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク、ニラ、エダマメなど多種類の野菜生産が行われています。緑肥作物や対抗作物などを組み合わせた輪作の導入や堆肥の投入で、生産の安定に努めています。

花き

 花壇苗生産、鉢物、バラ、トルコギキョウ、洋ランなど多品目が栽培されています。特に花壇苗、鉢物では施設と露地を効率的に利用し、後継者も意欲を持って経営に参加しています。

畜産

 県内平坦地における有数の畜産地帯であり、酪農、肉牛(肥育)、養豚とも飼養頭数が多い。酪農を中心に自給飼料生産も盛んで、最近では耕畜連携による飼料イネの生産利用も行われています。また、大規模な繁殖和牛経営も一部に見られます。

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