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吾妻の果樹

更新日:2019年4月11日 印刷ページ表示

 吾妻地域には四万温泉、草津温泉・志賀高原、浅間高原等があり、県内屈指の観光地になっています。販売形態は、このような立地条件を活かし、もぎとりや沿道での直売が中心の観光りんご園になっています。りんご(約35.3ヘクタール)を中心に、ぶどう(約2.4ヘクタール)、ブルーベリー(約5.8ヘクタール)が栽培されています。

1.りんご

 りんごの栽培は昭和初期に始まり、昭和20年代後半から30年代に北軽井沢や沢田地区に新植され、その後50年代に入り、わい化栽培の普及とともに各町村での栽培が急速に増加しました。群馬県内では利根沼田地域、渋川地域に次ぐ産地になっています。
 「ふじ」を中心に栽培され、県育成品種の「ぐんま名月」も導入されており、県域の果実品評会でも高い評価を得ています。
 現在、生産量が低くなっている園地の改植とわい化樹の低樹高化を図るとともに、ニーズに合った品種構成の見直しを行い、省力化と生産性の向上に取り組んでいます。

箱詰めされた「陽光」と「ぐんま名月」の写真
箱詰めされた「陽光」と「ぐんま名月」

2.ぶどう

 平成の初期に栽培が始められ、雨除けの垣根仕立て(レインカット方式)が主流となっています。大粒で良食味の「藤稔」を中心に栽培され、話題の「シャインマスカット」なども一部で導入されています。夏季昼夜の気温差を生かして、糖度が高く着色の良いぶどうを生産しています。

主力品種の「藤稔」写真
主力品種の「藤稔」

3.ブルーベリー

 県育成品種の「おおつぶ星」「あまつぶ星」を中心に、管内全域で栽培されています。観光もぎ取り、直売、加工販売(ジャム等)及び市場出荷が行われています。

収穫間近のブルーベリー写真
収穫間近のブルーベリー