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平成30年度 普及現地情報5月

更新日:2019年2月19日 印刷ページ表示

平成30年度利根沼田生活研究グループ連絡協議会定期総会及び記念行事の開催

要約: 利根沼田生活研究グループ連絡協議会定期総会及び記念行事(管内のたくみの里で体験できる「天然石でつくるアクセサリー『ブレスレット』作り」)を4月24日(火曜日)に開催しました。

1 ねらいと背景

 利根沼田生活研究グループ連絡協議会は,昭和43年から農業改良,生活向上に必要な知識や技術を習得し,地域の農業生活向上に役立つことを目的として活動しています。近年会員の高齢化による会員数減少が続いており,管内の3グループが活動維持できるよう普及指導課で支援しています。

2 取組の成果

 4月24日(火曜日)に利根沼田生活研究グループ連絡協議会会員,各生活研究グループ事務局及び普及指導課職員の計28名が出席して,利根沼田振興局101会議室にて総会及び記念行事を開催しました。今年度の巡回研修は,片品村の「道の駅尾瀬かたしな」を視察研修することに決まりました。利根沼田管内に久しぶりにできる新しい道の駅に期待もふくらんでいるようでした。また記念行事では,昨年の生活研究グループ全国研究会群馬大会で訪れた,みなかみ町たくみの里の「癒やしの家」片桐一弘氏を講師に迎え,「天然石でつくるアクセサリー『ブレスレット』作り」を行いました。天然石の効果や意味合いについて説明を受けた後,各自が石を選び並べ,糸に通して完成です。個人ごとにできあがったブレスレットの色合いは異なり,隣同士で楽しそうに話ながらのブレスレット作りは,日々の忙しい毎日から解放されたようで参加者達は活き活きとしていました。

3 今後の方向

高齢化による会員数減少はあるものの,昨年の全国生活研究グループ連絡協議会の群馬大会に刺激を受け,会員が集まり意見交換できる研修会への参加意欲は高まっており,今後も会員数減少に歯止めをかけるため活動を支援していきます。

生活研究グループ連絡協議会記念行事の写真
生活研究グループ連絡協議会記念行事の様子

 

TNしありー’Sの平成30年度活動計画について

 要約:TNしありー’Sの平成30年度定期総会を4月26日(木曜日)に開催しました。今年度は昨年作成したロゴマークやTNしありー’S紹介冊子を用いて、県内外の女性農業者組織とのマルシェを開催します。

1 ねらいと背景

TNしありー’Sは、リンゴ、コンニャク、野菜等経営内容は様々で、20代から50代まで幅広い年代の集まりです。仲間作り活動を主軸に、TNブランド商品制作、ロゴマークやTNしありー’S紹介冊子を作ってきました。普及指導課では次世代の新しい農業を切り拓く若手農業者を育成するため、TNしありー’Sの活動を支援しています。今回は今年度活動計画を検討し、県内外の女性農業者組織との交流会やマルシェ、会員の経営参画や社会参画を目指した研修活動を実施します。

2 取組の成果

 4月26日(木曜日)にTNしありー’S会員及び普及指導課職員の計18名が出席して、利根沼田振興局401B会議室にて総会及びワークショップを開催しました。今年度の活動計画では、昨年度作ったロゴマークや紹介冊子を用い、栃木県のしもつけ女子会や県内の女性農業者組織とのマルシェを企画することが決定しました。今後は日程調整や開催場所を検討していくことになります。県内外の女性農業者組織との交流会は、TNしありー’Sの活動や会員の紹介ができるとともに、意見交換や情報交換により活動の幅が広がると考えます。またワークショップでは片品村在住の「iikarakan」の瀬戸山美智子氏を講師に招き、炭アクセサリー及びリース作りを行いました。地元の素材を活かした商品の販売や体験教室に会員達もよい刺激を受けたようです。

3 今後の方向

 TNしありー’S会員の意向を取り入れながら、担い手やリーダー育成に向けた研修会を行い、若手リーダーとして活躍できるよう支援していきます。

ワークショップの様子の真
ワークショップの様子

 

片品村道の駅「尾瀬かたしな」オープンに向けた支援~万全な準備を目指して~

要約:道の駅「尾瀬かたしな」の平成30年7月21日オープンに向けて準備、組織活動が進められています。

1 ねらいと背景

 片品村では、交流連携拠点施設整備として、道の駅「尾瀬かたしな」の平成30年7月21日オープンに向けて準備を行っています。道の駅整備に伴い農産物直売所や加工所、村民キッチンの3組織が設立され、組織活動が進められています。

2 取組の成果

 農産物直売所出荷組合においては、新規作物として、たらの芽の導入や農産物安全講習会、売れ筋品目栽培講習会を開催し支援してきました。売れ筋品目栽培講習会では、直売所になくてはならない品目を中心に講習を行いました。特に、キャベツ、ホウレンソウ、トマトなど手に取りやすい品目は他の品目の売れ行きにも左右することから、重点的に行いました。栽培講習会に参加した組合員は、生産意欲があり真剣に講習を受けていました。

3 今後の方向

 商品づくり研修会、パッケージ講習会、村民キッチンのプレオープンなどを予定しています。各種講習会・研修会にむけて普及指導課で支援を行っていきます。

道の駅「尾瀬かたしな」オープン前の様子:写真
道の駅「尾瀬かたしな」オープン前の様子

 

古馬牧(こめまき)小学校5年生が稲の一生を学ぶ(は種作業)

要約:みなかみ町立古馬牧小学校では食農教育の一環として、5年生がは種から田植え、稲刈り、脱穀・籾摺りを体験し、最後は保護者と一緒にご飯を炊き、おにぎりにして食べるという、稲の一生を学ぶ課外授業を続けています。

1 ねらいと背景

 みなかみ町立古馬牧小学校では平成15年から、稲の一生を学ぶ課外授業を通して、子供達に農業の苦労や楽しさを伝え、農業への理解を促すことを目的に食農教育活動を続けています。

2 取組の成果

 地元農家の協力を得て、古馬牧小学校の5年生が稲の一生の課外授業を続けて16年目となりました。今年は5年生29名が4月25日に稲の種まきを行いました。当日は、普及指導課職員が稲の一生や管理作業について紙芝居を使って説明しました。その後、床土が準備された育苗箱には種を行いました。児童は農家からは種の仕方を教わりながら、催芽の様子をよく見て均一になるよう播いていました。播き終わった育苗箱は機械で覆土し、児童は出芽用の簡易加温室に入れる様子や、は種機での種まき作業について説明を聞きながら興味深く見学していました。

3 今後の方向

 今後は、子供達が田植えから水管理、出穂、収穫までの観察日記をつけて稲の一生を勉強し、秋には自分たちで田植えをした稲を収穫するところまで支援を続けていきます。

播種を行う児童の写真
播種を行う児童