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平成31年度 普及現地情報4月

更新日:2020年3月23日 印刷ページ表示

貯蔵庫巡って種芋の状態を確認~貯蔵庫巡回研修の開催~

 コンニャクの貯蔵庫を農家とともに巡回し、種芋の状態や貯蔵庫内の管理状況を確認しました。

1 ねらいと背景

 コンニャクの種芋は12月から5月まで貯蔵庫で保管されています。
 昨年は、台風等の影響で秋の収穫時から腐敗しているイモが多かったため、例年よりも温度や湿度の管理が重要です。そこで、農家とともに貯蔵庫を巡回し、管種芋の状態や貯蔵庫内の管理状況を確認しました。

2 取組の成果

 2月25日に若手の生産者集団「Door」、3月12日には利根町コンニャク研究会で貯蔵庫巡回研修を開催し、合計28名の会員が参加しました。
 出席者全員の貯蔵庫を回り、種芋の状態や貯蔵庫内の管理状況を確認しました。
 種イモに腐敗やカビの発生している農家もありましたが、多くの農家では温度や空気循環等適切に管理が行われていました。
 巡回に同行した普及員から、巡回最後に今後の管理についての注意や農作業安全を呼びかけました。

3 今後の方向

 貯蔵庫巡回を行うと、種芋の管理状況だけでなく使用している機械など様々な情報交換を行うことが出来ます。特に若い後継者には、地域の仲間との情報交換が栽培技術向上につながるため、今後もこのような機会を作るように呼びかけていきます。

貯蔵庫巡回の様子写真
貯蔵庫巡回の様子

若手コンニャク研究会組織の支援~各種試験ほ場の植付はじまる~

若手コンニャク研究会の試験ほ場の植え付けが始まり、肥料比較などの試験区を設置しました。

1 ねらいと背景

利根沼田地区のコンニャク研究会組織では毎年共同管理の試験ほ場を設置しており、肥料や農薬の比較試験等を行い、栽培技術の向上に努めています。

2 取組の成果

若手コンニャク研究会組織「Door」が5月3日、「森下下宿入沢」が5月13日に試験ほ場の植え付けが行われ、肥料比較試験の区画を設置しました。
また、種芋は同じ大きさのものを会員が持ち寄り畦を分けて植えるため、生育に違いがあれば貯蔵温度などの管理方法の参考にもなります。
作業には関係する資材メーカーやJA担当も参加していたため、休憩時間には資材の説明等、情報交換も行われました。

3 今後の方向

調査区画ごとの生育調査を行うほか、肥料試験の区画では定期的に土壌を採取して土壌分析を行う予定です。
コンニャクの生育期には、それぞれの研究会で現地研修会を行う予定です。

試験ほ場の植付け作業写真
試験ほ場の植付け作業

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