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令和元年度 普及現地情報5月

更新日:2020年3月23日 印刷ページ表示

古馬牧(こめまき)小学校5年生が稲の一生を学ぶ(は種作業)

みなかみ町立古馬牧小学校では、食農教育の一環として5年生がは種から田植え、稲刈り、脱穀・籾摺りを体験し、最後はご飯を炊いておにぎりにして食べるという稲の一生を学ぶ課外授業を続けています。

1ねらいと背景

みなかみ町立古馬牧小学校では平成15年から、稲の一生を学ぶ課外授業を通して、子供達に農業の苦労や楽しさを伝え、農業への理解を促すことを目的に食農教育活動を続けています。

2取組の成果

地元農家の方の協力を得て、古馬牧小学校の5年生が稲の一生の課外授業を続けて17年目となりました。今年は5年生24名が4月25日に稲の種まきを行いました。当日は、普及指導課職員が稲の一生や管理作業について紙芝居で説明しました。その後、児童が床土の準備された育苗箱には種を行いました。児童は地元農家の方からは種の仕方を教わりながら、催芽の様子をよく見て均一になるよう播いていました。播き終わった育苗箱は機械で覆土し、児童は出芽用の簡易加温器に入れる様子や、は種機での種まき作業について説明を聞きながら興味深く見学していました。

3今後の方向

今後は、児童が田植えから水管理、出穂、収穫までの観察日記をつけて稲の一生を勉強し、秋には自分たちで田植えをした稲を収穫するところまで支援を続けていきます。

簡易加温器の説明を受ける児童写真
簡易加温器の説明を受ける児童

TNしありー’Sの平成31年度活動計画について

TNしありー’Sの平成31年度定期総会を4月24日(水曜日)に利根沼田振興局で開催しました。今年度は、プロジェクト活動としてマルシェを開催します。

1ねらいと背景

TNしありー’Sは、りんご、コンニャク、野菜等、経営内容は様々で、20代から50代まで幅広い年代の若手女性農業者の集まりです。仲間作り活動を主軸に、TN(利根沼田)ブランド商品制作、ロゴマークやTNしありー’S紹介冊子を作ってきました。普及指導課では次世代の新しい農業を切り拓く若手女性農業者を育成するため、TNしありー’Sの活動を支援しています。

2取組の成果

4月24日(水曜日)にTNしありー’S会員12名が出席し、利根沼田振興局会議室にて総会及びワークショップを開催しました。総会では今年度の新役員が決まり、主な事業としてマルシェを開催することが決定しました。今後は日程調整や開催場所、内容を検討していくことになります。ワークショップでは、会員の方が中心となりTNしありー’Sに対し、感じていることや問題点、マルシェをどのように行いたいか等を付箋紙に書き出し、意見をまとめる方法に挑戦しました。「体験型のセミナーを行いたい」、「会員で協力してものづくりを行いたい」等、勉強会や交流についてたくさんの意見が出されました。マルシェについても「体験型のマルシェを行いたい」等、様々な意見が出され、今後の活動の方向性を明らかにすることができました。

3今後の方向

マルシェ開催に向けて、検討会や研修会を実施し、ワークショップで出された意見が実現できるよう活動を支援していきます。

ワークショップの様子写真
ワークショップの様子

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