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令和元年度 普及現地情報11月

更新日:2020年3月24日 印刷ページ表示

片品村リンゴPRイベントの開催~PRイベントきっかけとした産地活性化への支援~

紅葉シーズン最盛期に道の駅「尾瀬かたしな」で片品村リンゴPRイベントを開催しました。産地PRを行うとともに、生産者の意欲向上や関係機関との連携が図れ、関係者が同じ目標に向けて動きだす良い機会となりました。

1ねらいと背景

片品村のリンゴ産地において、生産者の高齢化や部会活動の停滞による生産意欲の低下や消費者への知名度不足が課題となっています。
そこで、昨年度から生産部会と関係機関(村、JA、普及)が集まり、産地PRに向けた検討会を開催してきました。

2取組の成果

10月19日に道の駅「尾瀬かたしな」で片品村果樹産地協議会を主体としたリンゴPRイベントを開催しました。昨年度から準備をすすめ、イベント当日はリンゴの試食・販売や生産者全員で作成した産地PRパンフレットを配布し、紅葉シーズン最盛期で賑わう観光客へ片品村で生産されているリンゴ(尾瀬りんご)をPRすることができました。
また、このイベントを開催したことで、生産者の意欲向上に繋がり、これまで別々に活動していた2つの部会(片品りんご研究会、築地果樹研究会)や関係機関も含め、産地が掲げる目標に向けて一つになれたことは、産地をPRするだけでなく、関係者が同じ目標に向けて動き出す良い機会となりました。

3今後の方向

今後も片品村果樹産地協議会を主体に産地の維持・発展のため、高齢化に対応した省力化技術の導入や担い手対策等を全員で考え、魅力ある高標高果樹産地を次世代へつなげられるよう関係機関と連携して支援していきます。

リンゴPRチラシ写真
リンゴPRチラシ

令和元年度第3回農業基礎講座(農業機械安全研修)の開催

就農3年目までの新規就農者を対象に、農業に関する基礎知識の習得を支援するため、農業基礎講座を開催しています。その一環として農業機械の安全研修を開催し、農作業安全に対する意識を高めることができました。

1ねらいと背景

利根沼田地域の平成29年から令和元年の新規就農者を対象に、農業に関する基本的な知識の習得を支援するために農業基礎講座を開催しています。第3回目となる今回は、農業機械安全研修を開催しました。

2取組の成果

令和元年10月29日に農業技術センター中山間地園芸研究センターを会場に、8名が参加しました。群馬県立農林大学校の研修部職員を講師にトラクターの基本操作、ほ場での走行、管理機・刈払機の扱いやメンテナンスについて演習を行ったあと、農作業事故防止について研修を行いました。参加者の半数はトラクターに乗った経験が無く、真剣に操作方法の説明に聞き入っていました。残り半数の参加者は大型トラクターを使用しているとのことでしたが、「親から教わったが良く理解できていなかった」「初めて知ることが多く、強になった」といった声が聞かれました。

3今後の方向

管内では大型トラクターを使用する経営体が多いことから、大型トラクターに関する基礎研修等も今後検討していきたいと考えています。また、今回参加した女性農業者には、農林大で行われる女性農業者向けの研修等を紹介していきます。今後開催する農業基礎講座は、農薬、土壌肥料に関する講義のほか、先輩農家に学ぶ視察研修を予定しており、引き続き新規就農者の知識習得を支援していきます。

演習の様子写真
演習の様子

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