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令和2年度 普及現地情報6月

更新日:2020年8月12日 印刷ページ表示

イチゴウイルスフリー健苗生産支援~健苗生産と県内イチゴ生産の安定を目指して~

 ウイルスフリー健苗生産のため、育苗管理の現地指導会を4月から毎月行っています。今年の春先から5月にかけて気温が激しく変化しましたが、原苗は順調に生育しています。

1ねらいと背景

 群馬県では、ウイルスフリー化技術を有する農業技術センターから原原々苗の配布を受けた群馬県園芸協会が、フリー苗生産農家に増殖を委託し、原原々苗→原々苗→原苗の増殖を行い、イチゴ生産農家に必要な原苗を安定的に供給しています。群馬県のイチゴウイルスフリー苗生産体制は県内のイチゴの安定生産の基盤となっており、園芸協会を通じて供給されている原苗は、県内のイチゴ生産者から好評を得ています。

2取組の成果

 育苗管理の現地指導会を4月21日から毎月1回行っています。指導会では、プランター消毒やハダニ天敵製剤の放飼、養液濃度のチェック、炭そ病検定などの指導や支援を行い、ウイルスフリーの健苗生産に努めています。
今年は春先から5月にかけて低温から高温に急激な気温上昇となりましたが、気温の変化に対応した管理を行うことができ、ランナーも例年どおり発生しており原苗は順調に生育しています。
また、今後発生が心配される難防除病害虫のハダニやうどんこ病などについても対策を指導しています。

3今後の方向

 今後も、各農家のハウスに適した高温対策の指導を行い、試験研究機関とも連携して8月の原苗配布に向けて引き続き支援を行っていきます。

イチゴの原原苗の写真
イチゴの原々苗

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