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令和3年度 普及現地情報(令和3年4月)

更新日:2021年6月17日 印刷ページ表示

利根沼田農業経営士協議会現地研修会を開催~コロナ禍にも負けず研鑽しています~

 利根沼田農業経営士協議会ではコロナ禍の中で活動が大きく制限された中で、会員相互の研鑽を図る目的で会員の生産拠点の現地研修を行いました。

ねらいと背景

 利根沼田農業経営士協議会では、毎年6月に行う総会に合わせて現地研修会を会員相互の研鑽を目的に開催していました。しかし、今年度はコロナ禍の影響で総会は実施しましたが、現地研修会は実施しませんでした。その後、群馬県の警戒レベルが下がった事などを考慮して、ソーシャルディスタンスの確保が可能な屋外で現地研修会を開催しました。

取組の成果

 3月16日に昭和村で主に大規模レタス栽培を行っている綿貫農業経営士(以後経営士)と古澤経営士の生産拠点を視察しました。
 綿貫経営士の生産拠点は自分で設計の企画を立てコストダウンを行った資材庫を中心に視察しました。古澤経営士の生産拠点では、昨年改修した直売所と新たに設置したホウレンソウハウスを視察し、しっかり整理・整頓された施設など、参加者は大いに刺激を受けていました。両経営士ともJA利根沼田久呂保レタス部会に所属しており、現在JGAP団体認証取得に向け準備を進めています。

今後の方向

 農業経営士会活動では、コロナ禍の収束状況を確認しながら、会員相互の親睦と研鑽の場つくりを支援していきます。また、新規就農者情報の確認や若手農業者研修・交流会等を通じて地域のリーダー活動についても支援をします。

綿貫経営士格納庫の写真
綿貫経営士格納庫の様子

経営参画セミナーの開催~女性農業者の交流促進~

 女性農業者を対象に、地域農産物の活用を学ぶセミナーを開催し、加工技術の向上と新たな交流を図ることができました。

ねらいと背景

 利根沼田農業事務所普及指導課では、平成20年頃から女性農業者の農業経営への参画や技術の向上、横のつながりづくりを目的に様々なセミナーを開催してきました。今回は、加工技術の向上と情報交換を目的にセミナーを開催しました。

取組の成果

 3月15日に「地域農産物を使った味噌づくり」と題して、新型コロナウイルス感染防止対策をしながらセミナーを開催しました。農村生活アドバイザーを講師に、味噌をつくる際のポイントや講師が栽培したこだわりの大豆やコシヒカリからつくったこうじ等の材料の説明を受け、味噌づくりの実習を行いました。参加者からは大豆の蒸し方や麦味噌との違い、保存方法について等、様々な質問があり、農産加工の理解を深めることができました。また、実習中には農作業や家庭の状況等、活発に情報交換が行われました。今回初めてセミナーに参加する方もおり新たな交流につながりました。

今後の方向

 今後も若手女性農業者の要望を取り入れながら、セミナーを開催し、技術向上や交流を図っていきます。また、若手女性農業者の掘り起こしやセミナー参加促進を行い、女性農業者のさらなる経営参画を推進します。

材料の説明を受ける参加者の写真
材料の説明を受ける参加者の様子

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