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令和3年度 普及現地情報(令和3年11月)

更新日:2022年2月28日 印刷ページ表示

新規就農者向け第1回農業基礎講座を開催~農薬と土壌肥料について学ぶ~

 新規就農者の基礎知識習得を支援するため、第1回農業基礎講座を10月19日に実施しました。今回は、「農薬と土壌肥料の基礎知識」と題して、講座を開催しました。

ねらいと背景

 利根沼田地域の令和元年から令和3年の新規就農者を対象に、農業に関する基本的な知識の習得を支援するため、年4回の農業基礎講座を開講しました。
 管内の新規就農者は、新規参入者、親元就農、雇用就農など様々ですが、日頃の栽培管理の基本となる知識や法律、制度などの情報については、できるだけ早い時期に学ぶ必要があります。今回は、農薬と土壌肥料の二本立ての構成として講座を実施しました。

取組の成果

 農薬の基礎知識については、技術支援課生産環境室職員を講師として招き、農薬取締法、残留農薬、安全な使用方法等の説明を行いました。土壌・肥料については、普及指導課職員が講師となり、土壌分析結果の見方と施肥設計等の説明を行いました。
 今年も多くの新規就農者が参加して盛況な研修会となり、参加者は熱心に講師の説明に耳を傾けていました。アンケート結果からは、農薬と土壌肥料という一番の基本になる知識を習得できたことが有意義だったと好評価でした。

今後の方向

 今後も、新規就農者の農業基礎知識と経営力の向上を目的に魅力ある農業基礎講座を開催していきます。より多くの新規就農者に周知して参加率を高めていく予定です。

講義の写真
講義の様子

「尾瀬りんご」の消費拡大に向けた加工講習会及びPR活動~片品村リンゴ産地の活性化を目指して~

 「片品村リンゴ活性化プラン」に基づき、リンゴ加工講習会とPRイベントを開催し、片品村産リンゴの利活用と消費拡大を図りました。

ねらいと背景

 片品村のリンゴ生産者は現在15名で、高齢化等により生産量も減少してきています。
 そこで、「片品村リンゴ活性化プラン」を策定し、生産振興を図っています。また、道の駅「尾瀬かたしな」等の農産物直売所では、リンゴ果実を中心にジュースやジャム等の加工品が販売されていますが、1年を通して安定した商品の供給が求められています。
 なお、片品村では村内産のリンゴを「尾瀬りんご」としてPRしています。

取組の成果

 「尾瀬りんご」の利活用促進を図るため、10月27日に農産加工に携わる村内在住者を対象に加工講習会を開催しました。講師はプチフールお菓子教室の白尾氏にお願いし、アップルパイの加工講習を行いました。参加者は加工原料の原価計算、冷凍保存方法など商品化に向けてアドバイスのメモをとるなど熱心な様子でした。
 また、10月30日には片品村リンゴPRイベントを道の駅「尾瀬かたしな」で開催しました。県育成品種「陽光」をはじめ12品種のリンゴの販売、村内リンゴ生産者育成の果皮が黄色で強い甘みが特徴の「OZEGOLD」を購入者先着で配布しました。紅葉シーズンに重なり多くの観光客が訪れ、高標高ならではの実がしまった「尾瀬りんご」をPRすることができました。

今後の方向

 「片品村リンゴ活性化プラン」に基づく活動支援を関係機関と連携して行い、栽培、加工、販売、担い手等の様々な課題解決に地域一体となって取り組み、片品村リンゴ産地の活性化を図っていきます。

アップルパイ加工講習の写真
アップルパイ加工講習の様子

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