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【11月】経営改善の第一歩~複式簿記講座の開催~
更新日:2021年12月15日
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就農後5年以内の農業者を対象に、10月下旬から複式簿記講座を開催しています。日常取引の仕訳や財務諸表の作成方法等を学び、得られた結果を経営改善に役立てられるよう指導していきます。
1 ねらいと背景
東部地域全体では毎年約30人の新規就農者がいます。新規参入者は始めから経営主であり、親元就農でも数年で経営移譲を受けて経営主となる事例がみられるため彼らの経営管理能力の向上は重要な課題となっています。そこで、東部農業事務所普及指導課では、就農後5年以内の農業者を対象に複式簿記講座を開催して記帳方法及び財務諸表から経営を把握する方法を指導します。
2 取り組み内容
令和3年10月21日から週1回で計7回の講座を行っています。主な内容は、複式簿記の仕組み、仕訳方法や元帳や試算表への集計方法、そして貸借対照表や損益計算書の作成とその活用方法について指導する予定です。
桐生及び館林地区の農業者を含めて20名が受講しており、講義や演習を熱心に取り組んでいます。
3 今後の方向
パソコンによる複式簿記記帳への誘導、財務諸表活用のため経営診断等に取り組み経営改善を図っていきます。
講座の様子