ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所担い手・園芸課 > 【4月】アジサイ現地検討会の開催~資材調達についても情報交換~

本文

【4月】アジサイ現地検討会の開催~資材調達についても情報交換~

更新日:2022年5月6日 印刷ページ表示

 東部農業事務所では、東部地区の鉢物アジサイ生産農家を対象にした現地検討会を開催し、生育状況やコロナ禍や政情不安による資材調達の状況について情報交換を実施しました。

1 ねらいと背景

 群馬県は全国有数の鉢物アジサイ主産県です。中でも東部地域は約2.1ヘクタールの作付けがあり県内生産の6割を占め、高い品質を誇る生産農家が多いことや生産農家がオリジナル品種の育成に取り組んできたことなどから、高いブランド力を持っています。
 普及指導課では、品質の高位平準化を目的とし毎年出荷前のこの時期に現地検討会を行っています。特に今年はコロナ禍や世界的な政情不安の中で資材等の調達が厳しくなっていることから、逼迫する資材の流通状況の情報交換も目的として開催しました。

2 取り組み内容

 3月22日に各生産者ほ場を巡回し、品種ごとの生育の進み具合や今後の開花見込み等について情報交換を行いました。今年は晴天が多く、概ね各品種とも生育・開花は順調であることを確認しました。普及指導課からは、今後の気象予測と病害虫の発生見込みの情報提供を行いました。検討会の最後に、逼迫する資材の調達状況について皆で確認しました。生産者からは「50%以上値上がりする見込みの資材もある」「暖房費も高騰していてダブルパンチだ」といった声も聞かれました。さらに、流通が滞り手に入りづらくなっている資材もあるとの情報も話され「早めに注文することで確実に資材を仕入れることが最も重要である」という見解で一致しました。

3 今後の方向

 普及指導課では、生産技術の高位平準化を目指して引き続き取り組んでいきます。また、資材の調達については各方面から情報を収集し、積極的に生産者に提供を行っていきます。

現地検討会の様子の写真
現地検討会の様子

資材調達について情報交換の写真
資材調達について情報交換