【4月】レタス労働安全・衛生管理研修会の開催～安全で安心なレタス生産を目指して～

　JAにったみどりと普及指導課では、「JAにったみどりGレタス組合」のGlobal G.A.P.認証の維持に必要な、健康と労働安全研修及び衛生管理研修を実施しました。

1　ねらいと背景

　新田地域では、8戸のレタス生産者からなる「JAにったみどりGレタス組合」がレタス栽培（春・秋）に取り組んでおり、令和3年1月にはGlobal G.A.P.認証を取得しました。認証を維持する一環として、生産者及び従業員を対象とした労働安全研修・衛生管理研修を実施しました。

2　取り組み内容

　健康と労働安全研修では、農業機械の中で死亡事故件数が多い乗用トラクター、傷害事故件数が多い刈払機を中心に、実際の事故の概要を紹介し、事故予防・対策の主たるポイントを説明し、eラーニングによる復習を推奨しました。また、「熱中症対策BOOK」を紹介し、予防や対応について説明しました。
　衛生管理研修では、海外で起きた生鮮野菜による食中毒の実例を挙げ、生産現場でできる「菌をつけない」「菌をふやさない」ための対策を説明しました。
　併せて、JAにったみどりより品質管理マニュアルの改訂内容が説明されました。

3　今後の方向

　Global G.A.P.認証を維持するため、栽培講習会や栽培マニュアルの見直し、審査に向けた書類確認・作業場整理指導巡回等を行っていきます。

研修会の説明資料