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東部農業事務所管内の「疏水百選」
更新日:2018年2月9日
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農林水産省では、日本の美しく豊かな”水・土・里”を育て維持していくことが重要と考え、農業用水をテーマとして「疏水百選」を実施しました(平成17年度)。インターネットやはがきなどの国民投票で決定され、全国110ヶ所、群馬県では5つの「疏水」(そすい)が選ばれました。
東部農業事務所管内では「渡良瀬川沿岸」(太田市)の1ヶ所が選出されました。
渡良瀬川沿岸
太田頭首工より取水する「多々良川(沼)」と「八瀬川」の2つの用水路(河川)を言います。このエリアは、利根川、渡良瀬川の2大流域にあり、大小の沼が点在していて、低湿地帯の特色を示しております。
多々良川(沼)
館林・邑楽を流れる多々良川は、渡良瀬川の太田頭首工から取水する農業用水を水源として、邑楽の町中央をほぼ東西に横断するように流れ、地域の水田に水を供給しています。さらに、用水は多々良川の中流部に位置する多々良沼に流入し、そこから下流域の水田を潤し、地域農業の発展に寄与しているとともに、防火用水などの地域用水としての機能も発揮しております。
八瀬川
八瀬川は、渡良瀬川の太田頭首工から取水した用水が新田堀幹線より分流し、八瀬川として太田市中心部を流れ、石田川に至る河川です。古くから農業用水として地域の水田を潤してきましたが、近年の都市化に伴い、地域用水としての機能も果たしております。
関連リンク
「疏水名鑑(疎水百選)」ホームページ<外部リンク>