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【2月】シクラメン栄養診断反省検討会開催~次年度に向けさらなるブラッシュアップ~

更新日:2023年3月14日 印刷ページ表示

 普及指導課では、桐生みどり地区の栄養診断技術を活用しているシクラメン生産者を対象に令和4年産シクラメン栄養診断の反省検討会を開催しました。一年間を振り返り、次年度に向け診断技術のさらなるブラッシュアップを行いました。

1 ねらいと背景

 東部地域では年間25万鉢以上のシクラメンが生産され、全国レベルの品評会でも毎年上位入賞するなど、全国有数の産地となっています。当該産地では植物体の栄養状態を測定し栽培管理へ活用する「栄養診断技術」が普及しています。桐生みどり地区の生産者は栽培終了後に毎年反省検討会を行い、次年度に向け診断技術のさらなる向上を目指しています。

2 取り組み内容

 令和5年2月2日に、桐生みどり地区で栄養診断に取り組む4戸の生産者が集まり反省検討会を行いました。反省検討会は普及指導課で企画運営しています。検討会ではまず、令和4年の気象条件とシクラメンの生育動向、病害虫の発生動向などを確認し、その後、各生産者毎に栄養診断結果や栽培管理の振り返りを行いました。
 令和4年度は、高温で栽培管理が難しい一年でしたが、栄養診断により概ね生育は良好であったことが確認されました。また、少雨で高温乾燥の期間が長く害虫の発生が目立ったことから、病害虫の防除の徹底について講習を行いました。加えて、昨年末はコロナ禍の収束傾向によるおうち需要の低下や物価高の影響によりシクラメンがやや販売不振傾向であったことから、市場動向についても情報提供を行いました。
 参加した生産者からは「検討会を生かしてしっかり良い物を作って販売につなげていきたい」との声が聞かれました。

3 今後の方向

 普及指導課では、次年度も引き続き栄養診断の指導に取り組み、生産者とともに高品質なシクラメン生産を目指します。

反省検討会の様子の写真
​反省検討会の様子