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【7月】農業青年クラブ員への経営支援
「経営発展に役立つ補助事業について」を開催しました
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
当センターでは、農業青年クラブ員を対象に、補助事業に係る研修会を開催しました。内容は事業活用による経営強化や、スケジュール、必要となる根拠書類、生産者向けの補助事業についてなどで、クラブ員の理解向上と事業活用推進を図りました。
1 ねらいと背景
農業青年クラブ員の中には、補助事業を活用したいけれど、事業の種類や内容、申請の方法等がよくわからないという声がありました。また、当センターとしても、事業を活用することで生産者個々の経営強化や、産地全体の維持・発展を図りたい思惑がありました。そこで、将来、地域農業の中核を担うクラブ員を対象とし、補助事業に対する理解を深めるとともに、積極的な事業活用を目的として研修会を開催しました。
2 取り組み内容
研修会は、令和2年6月30日(火曜日)にみどり市農林業センターで実施し、当日は17名の農業青年が参加しました。その際、新型コロナウィルスの感染防止対策として、参加者にはマスクの着用、手洗い、検温をしてもらい、ソーシャルディスタンスにも配慮しました。研修会では、補助事業を活用することでどのような経営改善ができるのか、申請にあたってのスケジュールや根拠となる書類は何が必要なのか等、基本的な内容を説明した後、クラブ員が活用できそうな生産者向けの補助事業や、採択ポイントの考え方など少し踏み込んだ説明を行いました。クラブ員からは、「自分の家の経営発展のために活用を検討してみたい」、「新規就農者がすぐ活用できる補助事業はあるか」などの意見があり、事業活用に対する関心の高さが感じられました。また、併せて農業保険制度や農業分野における新型コロナウィルス感染症緊急支援についても説明し、内容の周知を図りました。
3 今後の方向
事業の活用を検討するクラブ員には、もう少し詳細な内容を説明していきます。また、今後もクラブ員の農業経営に活かせるような情報提供と、クラブ員同士の親睦と研さんを深められるような研修会等を開催していきます。
補助事業に関する説明の様子
農業収入保険制度及び緊急支援説明の様子