本文
「桐生・みどり地域 ナス農家から発信おすすめレシピ」を作成しました
※「なすの蒲焼き風」「なすの冷菜」「なす農家のラタトゥイユチーズ焼き」の動画を作成しました。
ぜひご覧ください!
群馬県の夏秋(露地)ナスの出荷量は4年連続日本一(農林水産省「野菜生産出荷統計」調べ)となりました。特に、平野部の桐生・みどり地域は冬春(ハウス)ナス、夏秋ナスとも栽培が盛んです。そこで、東部農業事務所桐生地区農業指導センターでは、JAにったみどりと連携して、「桐生・みどり地域ナス農家から発信おすすめレシピ」を作成しました。
桐生・みどり地域のナス農家のおすすめレシピ、ぜひ作って食べてお楽しみください。
おすすめレシピ(レシピ名を選択すると該当箇所に移動します)
ナス農家から発信おすすめレシピ(印刷して、四つ折りでご利用ください)(PDFファイル:278KB)
なすのビシソワーズ
材料(2人分)
なす 4本
長ねぎ(白い部分) 1本
じゃがいも 1個
バター 大さじ1
コンソメスープ、牛乳 各200ミリリットル(1カップ)
塩、こしょう 少々
作り方
(1)なすは皮をむき、電子レンジ(約750ワット)に4分ほどかけ、輪切りにする。
(2)鍋にバターを溶かし、薄い輪切りにした長ねぎと(1)を焦げないようにしんなりするまで炒める。
(3)(2)にコンソメスープといちょう切りにしたじゃがいもを加え、ふたをして弱火で煮くずれるまでやわらかくし、塩、こしょうで味付けする。
(4)(3)を熱いうちに裏ごし又はミキサーにかけ、牛乳と混ぜ、一煮立ちさせ冷蔵庫で冷やす。
(5)(4)を器に盛り、好みで彩りにパセリのみじん切りや小口切りのあさつきを散らす。
※なすを入れることで、とろみのあるビシソワーズができる。
※冷やさなくても美味しく食べられる。
なすカレー
材料(2人分)
なす 6本
たまねぎ 1個
にんにく、しょうがの薄切り 各6枚
合い挽き肉 50グラム
油 大さじ1
カレー粉、しょうゆ、ケチャップ、ウスターソース 各大さじ2
作り方
(1)なすは一口大に切り、たまねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。
(2)鍋に油を熱し、しょうが、にんにくを入れて香りを出す。
(3)(2)にたまねぎ、挽肉、なすを入れてよく炒め、調味料を加え、蓋をして弱火で煮る。
※このカレーは水を入れないで野菜の水分だけで作る。
※なすの他にじゃがいも、にんじん、ピーマン、ししとう等入れてもよい。
なすの蒲焼き風
なすの蒲焼き風のレシピ(YouTube)<外部リンク>
材料(1人分)
なす 2本
鶏肉 50グラム
油 大さじ1弱
みりん、しょうゆ、酒、砂糖 各大さじ1
作り方
(1)へたをとったなすを丸ごと電子レンジ(約750ワット)に1分かける。
(2)(1)のなすを縦半分に切れ込みを入れ開く。
(3)フライパンに油をひいて、なすの皮の方から焼き、身の方に焼き色をつける。薄切りにした鶏肉も一緒に焼く。
(4)火が通ったら、みりん、しょうゆ、酒、砂糖を加え、蓋をして焼き色をつける。
※ご飯の上にのせ、好みで海苔や山椒の粉をかけてもよい。
なすの冷菜
なすの冷菜のレシピ(YouTube)<外部リンク>
材料(1人分)
なす 2本
輪切り赤とうがらし 少々
たれ
しょうゆ 小さじ1強
ごま油、酢 各小さじ1
砂糖 小さじ1弱
にんにく 少々
作り方
(1)へたをとったなすを丸ごと耐熱皿に並べ、ラップをふんわりかけて、電子レンジ(約750ワット)に4分かけ、やわらかくなったらラップをはずして冷ましておく。
(2)にんにくをみじん切りにする。
(3)(1)のなすを手で縦に細長く裂き、皿に並べ、赤とうがらしを散らし、冷蔵庫で冷やしておく。
(4)たれの調味料を混ぜて、(3)にかける。
※好みでごまや白髪ねぎをのせてもよい。
なすの簡単浅漬け
材料(1人分)
なす 1本
塩 1グラム
しょうが 少量
作り方
(1)なすはへたを切って縦8等分に切り、密閉できる保存袋に入れる。千切りにしたしょうがと塩を加え、袋の上からもんで全体をなじませる。
(2)なすがしんなりしたら、中の空気をしっかりと抜いて口を閉じ、冷蔵庫に入れて15分以上おいて味をなじませ、皿に盛りつける。
※好みで、みょうが等の薬味をのせてもよい。
※新鮮ななすを長めに切って漬けることで、生なすのふっくら感が楽しめる。
なす農家のラタトゥイユチーズ焼き
なす農家のラタトゥイユチーズ焼き(YouTube)<外部リンク>
材料(2人分)
なす 4本
たまねぎ 小1個
トマト 2個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
挽肉 50グラム
塩、こしょう 少々
ピザ用チーズ 100グラム
作り方
(1)なす、たまねぎとトマト1個分を1センチメートル角に切る。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りのにんにく、挽肉と(1)を入れ、丁寧に炒めて塩、こしょうで味付けし、蓋をし、弱火でやわらかくなるまで煮込んでラタトゥイユを作る。
(3)(2)の上にトマト1個分の輪切りとチーズをのせ、蓋をし弱火で焼く。チーズが溶けたらできあがり。
※ラタトゥイユは作り置きして、パスタやピザ、ソース、付け合わせ等幅広く利用できる。他の夏野菜としては、ズッキーニ、ピーマン、カボチャ等を入れてもよい。
※(3)はグラタン皿にのせ、オーブントースターで焼いてもよい。
ナス豆知識
ナスはインドが原産で、日本には奈良時代に入ってきました。1000年以上も前から栽培されている、歴史ある野菜です。
栄養素
ナスの色素のナスニンはアントシアニンの一種で、抗酸化作用があり、酸化物質による体内への悪影響を軽減するとされています。
良いナスの選び方のポイント
- 色鮮やかでツヤがある
- 重量感があり、へたの切り口がみずみずしい
- ガクのトゲがしっかりしている
桐生・みどり地域のナス収穫カレンダー
冬春(ハウス)ナス 3月から7月
夏秋(露地)ナス 6月から11月
選ばれる産地を目指して
群馬県の夏秋(露地)ナスの出荷量は全国1位です。特に平野部の桐生・みどり地域は冬春(ハウス)ナス、夏秋ナスとも栽培が盛んであり、関係機関が連携して新規就農者などに作付けを推奨し、生産者は増加傾向となっています。
さらに生産を振興し、出荷量の確保と品質の向上を図り、選ばれる産地を目指します。