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【9月】みどり市とまとクラブ加工講習会(第1弾)を開催

更新日:2020年9月30日 印刷ページ表示

トマトジャムとソースの加工技術を伝授しよう

東部農業事務所桐生地区農業指導センター

 桐生地区農業指導センターではみどり市とまとクラブのジャムとソースの加工講習会をとおして加工技術を後継する人材を掘り起こすとともに、参加者へトマト加工技術の伝承を図りました。

1 ねらいと背景

 農村女性起業で、特にグループ経営をしている起業は高齢化による活動停滞や後継者の確保が課題となっています。みどり市とまとクラブもこの課題を抱える起業の1つであり、高齢化や新型コロナウイルスの影響などから活動中止の局面にあります。会員からみどり市ブランド品としてこれまで培ったトマト加工技術を伝承する人を探したいと声があり、後継者の確保に向けた加工講習会を実施しました。

2 取り組み内容

 加工講習会は8月21日に開催し、トマト農家やみどり市地域おこし協力隊、社会福祉法人の職員などトマト加工に取り組む、または、今後取り組む予定のある7名が参加しました。みどり市とまとクラブ会員4名を講師にトマトジャムとソースの加工実習を行い、トマトの選び方や加工品がきれいに仕上がるポイント、瓶の殺菌方法など各工程ごとに指導いただきました。参加者からは「加工の大変さを痛感した」「丁寧な作業が良い商品づくりにつながる」「殺菌方法の手順が参考になった」と感想がありました。また、普段関わる機会がない地域のトマト生産者と加工者が意見交換をする中で、トマト生産者の「加工利用できるトマトを提供したい」という意見を受けて、加工者から「原料供給先として検討したい」と反応があり、新たな起業活動の可能性を見いだすことができました。

3 今後の方向

 次回の加工講習会は10月頃にトマトのパウンドケーキの実習を開催する予定です。講習会をとおして、トマト加工技術の後継者の育成と確保を行っていきます。

トマト加工の様子写真
トマト加工の様子

瓶の殺菌の様子写真
瓶の殺菌の様子