ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所桐生地区農業指導センター > 【12月】農業青年クラブ員への経営支援

本文

【12月】農業青年クラブ員への経営支援

更新日:2020年12月22日 印刷ページ表示

「種苗会社の現状について学ぶ」を開催しました

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 当センターでは、農業青年クラブ員を対象に、「近年の種苗に係る情勢について」と称し、サカタのタネの担当者を招いた研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 農業青年クラブ員の中から、「栽培講習会での種苗会社の説明は、品種の特徴だけになってしまうことが多いため、普段あまり聞くことがない部分の話を聞いてみたい」という意見がありました。
 そこで今回、種苗会社に対して農業青年たちが日頃思っている疑問や要望などを話す、情報交換に多くの時間を割いた研修会を計画しました。

2 取り組み内容

 研修会は、令和2年11月20日(金曜日)にみどり市農林業センターで実施し、当日は15名の農業青年が参加しました。その際、新型コロナウィルスの感染防止対策として、参加者にはマスクの着用、手洗い、検温をしてもらい、ソーシャルディスタンスにも配慮しました。
 今回講師として招いたサカタのタネの担当者からは、まず、桐生・みどり地域で作付けされている品目の有望品種や土作り等の説明がありました。
 その後の情報交換では、農業青年から「そもそも育種はどのように実施しているのか」「生産者に供給するタネはどのように採っているのか」「おもしろい名前の品種があるが、ネーミングはどう決定しているのか」など活発な意見が出されました。
 情報交換は進むにしたがって、時折談笑を交えるなど、和やかな空気で終了しました。最後には、「育種農場に行って、品種の作り方を見学したい」との声もあがり、農業青年たちにとっては、刺激を受けるとともに大変参考になった研修会となりました。

3 今後の方向

 今後もクラブ員たちの資質向上を目的に、クラブ員の自主的な活動に対し支援していきます。また、今後もクラブ員の農業経営に活かせるような情報提供と、クラブ員同士の親睦と研さんを深められるような研修会等を開催していきます。

研修会の様子写真
研修会の様子