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【12月】農業経営改善研修会開催
経営継承について学ぶ
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
桐生地区農業指導センター、新田みどり農業協同組合の共催で農業経営改善研修会を開催し、認定農業者や若手の農業者が経営継承について学びました。
1 ねらいと背景
農業経営の向上支援のため、認定農業者を対象とした研修会として、農業経営改善研修会を開催しました。経営継承について講義を行い、今後の農業経営に活かしてもらうことをねらいとしました。
2 取り組み内容
令和2年12月8日に新田みどり農業協同組合の会議室で農業経営改善研修会を開催し、認定農業者やその後継者である若手の農業者、関係者等16名が出席しました。
一般社団法人農業経営支援センター理事業務局長の村上一幸氏が講義を行い、他産業を含めた担い手減少の状況やその問題点、経営継承と相続の違い、事業継続のためのポイント、農業の経営継承での具体的なポイント、税制上の優遇措置や注意点等について説明しました。
研修会開催前から先生と情報交換をしている参加者もおり、質疑応答でも具体的な質問等もあり、研修会終了後のアンケート結果からは「継承について先代の準備が大切なことが分かった」「経営継承はなぜ必要かがよく理解できた」「経営継承について現状や課題などが分かり易かった」「事業承継税制について参考になった」等の感想があり、今後の農業経営を考える上で参考になったようでした。
3 今後の方向
次年度以降の農業経営改善研修会は、農業をめぐる情勢や、今回のアンケート結果等から研修内容を検討していきます。今後も認定農業者の農業経営に活かせるような研修会を開催していく予定です。
先生による講演の様子
質問をする農業者の様子