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【1月】桐生みどり地域女性農業者加工講習会の開催
地域農産物を活用!シュトーレンの作り方を学ぶ
東部農業事務所桐生地区農業指導センター
桐生地区農村生活アドバイザー協議会員が講師となり、アドバイザー協議会員と若手女性農業者組織COLOR’s会員を対象にシュトーレンの加工講習会を通じて交流を行いました。
1 ねらいと背景
桐生地区農村生活アドバイザー協議会は、地域農村女性の社会参画や地域農業の振興を行っています。昨年度に引き続き、若手農業者の交流を通じた組織間連携を図るために、管内の若手女性農業者組織COLOR’s(※注)と合同で地域の小麦粉やドライフルーツを活用したシュトーレンの加工講習会を開催しました。(※注)以下、COLOR’sと表記します。
2 取り組み内容
加工講習会は12月16日にみどり市笠懸公民館料理実習室で開催し、桐生地区農村生活アドバイザー協議会員及びCOLOR’s会員の合わせて8名が参加しました。その際、新型コロナウィルスの感染防止対策として、参加者にはマスクの着用、手洗い、検温をしてもらい、室内での試食は行わず、座席の配置などソーシャルディスタンスにも配慮しました。講師は桐生市で有機野菜の栽培・加工・販売を手がけ、また野菜ソムリエとして地産地消活動で活躍する農村生活アドバイザーへ依頼しました。講師から活用する材料や食べ方、保存方法について説明があり、参加者それぞれが全行程を体験できるよう実習しました。
参加者からは「地域の農産物を知る機会になった」「材料を見ると価格設定が理解できる」との感想がありました。また、空き時間にクリスマスオーナメントの工作を行いながら、栽培状況や家庭の話など、参加者同士で熱心に交流する様子がみられました。
3 今後の取り組み
今後も農村生活アドバイザーが各自の専門を活かせる場をつくり、会員同士の技術研さんや連携と若手農業者の育成支援をしていきます。
作り方の説明の様子
加工実習の様子