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【2月】第3回ナス生産振興会議を開催しました
持続的な産地維持・発展に向けて
桐生地区農業指導センター
ナス産地振興に向けて関係機関が一体となった取り組みを行うため、令和2年度第3回ナス生産振興会議を開催し、関係機関との情報共有と活動方向の合意形成を行いました。
1 ねらいと背景
管内は成熟したナス産地ですが、近年はGAPの取組、新規就農者や後継者の参入、単為結果性ナスの試作も始まるなど、新たな動きが見られます。そこで、当センターではナス栽培振興を重点課題に位置づけ、関係機関が一丸となった産地支援を行うため、ナス生産振興会議を開催しています。今年度はこれまで2回(7月、10月)開催しており、今回、第3回を開催しました。
2 取り組み内容
第3回ナス生産振興会議は、新型コロナの感染対策を十分行い、JAにったみどり本店会議室で2月12日に開催しました(参集JAにったみどり、JA全農ぐんま、桐生市、みどり市、両市農業委員会、東部農業事務所農業振興課)。内容は各関係機関における今年度活動の総括と次年度推進方針の情報提供や提案事項の検討など多岐に渡り、熱心な意見交換が行われました。
特に、JA等と相談して作成し、提案した「ナス産地ビジョン」については、想定した令和7年の産地の姿に向けて各機関が連携して取り組んでいく、との合意が得られました。ビジョンの支援策は、令和3年度の普及計画にも反映させました。また、新規参入者のスムーズな定着と早期の経営安定を支援するために作成した「新規参入ガイドブック」については、各関係機関がこれを活用した支援を行っていく、との合意が図られました。
3 今後の方向
今回の会議結果を踏まえて「ナス産地ビジョン」と「新規参入ガイドブック」を完成させるとともに、関係機関が一丸となって持続的な産地の維持・発展に取り組んでいきます。
提案した産地ビジョン
会議の様子