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【3月】GAP農業安全管理講習会
市場や消費者から選ばれる産地となるために
東部農業事務所桐生地区農業指導センター
桐生地区農業指導センターでは、食の安全・安心を確保し、市場・消費者に選ばれる産地となるため、JAと連携してGAPを推進しています。今回、出荷物への異物混入防止対策・農薬適正使用及び農業機械安全使用の徹底を図るため、農業安全管理講習会を開催しました。
1 ねらいと背景
桐生地区農業指導センターでは、産地として「出荷物への異物混入を出さない」、「作物への残留農薬基準値超過を出さない」ことを目的に、JAと連携してGAPチェックシートの配布・集計とこれを基にした生産者への個別巡回指導を行っています。本年度も巡回指導結果のフィードバックとして、農業安全管理講習会を開催しました。
2 取り組み内容
講習会は、2月24日に、新型コロナウイルスの感染症対策を十分に行ってJAにったみどり会議室で開催しました(参加者31名)。内容は、(1)異物混入事例(県内・当JA)の紹介、(2)異物混入防止対策・農薬適正使用及び農業機械安全について(3)GAPチェックシートの集計結果と個別巡回指導の結果についての構成としました。
講習会では、個別巡回指導で確認した「見習いたい取組」と「改善していただきたい事例」との比較、防除器具使用後の洗浄、農作業安全、5Sの取組など、具体的な事例を交えて説明しました。生産者からは「いい資料ができたね。どんどん農家に伝えた方がいい」等の意見が聞かれました。
3 今後の方向
今回参加できなかった生産者にも本資料を手渡し啓発していきます、また、生産者の行動を後押しするような支援を行い、産地ぐるみでの取組を図っていきます。
講習会の様子