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【8月】桐生みどり地域農村女性フォーラムを開催しました
安全な農作業と健康管理を身につけよう
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
桐生みどり農村女性会議と桐生地区農業指導センターが主催となり、安全な農作業と健康管理を身につけるための講演会及びグループディスカッションを行いました。
1 ねらいと背景
桐生みどり農村女性会議は農業・農村の発展のために女性農業者の主体的な経営参画及び社会参画を促し、男女が共同参画する農村社会づくりに取り組んでいます。
今回は管内女性農業者等を対象に安全な農作業と健康管理を身につけるためのフォーラムを開催しました。
2 取り組み内容
令和3年8月3日(火曜日)にみどり市農林業センターA会議室で開催し、桐生みどり農村女性会議役員を含む管内女性農業者、男性農業委員、関係機関職員合わせて23名が参加しました。テーマを「農業は体が資本!適切な農作業と健康管理を身につけよう」と題し、(一財)日本農村医学研究所主任研究員の柳澤和也氏から「農業災害と熱中症予防」に関する講演をいただいた後、農作業安全のための工夫や熱中症対策についてグループディスカッションを行いました。
講演を受けて、従業員に体調管理を意識付ける方法や農作業中に落雷から身を守る方法等の質問が挙がるとともに、農業機械の扱い方や農作業中の水分補給の量について見直す声もあり、参加者は熱心でした。また、グループディスカッションでは暑さ対策で着ている空調服や手作りの日よけ帽子に加え、塩分や水分補給に活用している漬物や飲料等が紹介され、日頃の農作業の工夫について情報共有ができました。
3 今後の方向
管内女性農業者等が健やかに営農活動を続け、より主体的に経営参画することで、安定した農業所得が得られるよう、今後も技術研さんや知識習得の場を提供します。
講演の様子
グループディスカッションの様子