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【11月】単為結果性ナス栽培検討会の開催

更新日:2021年11月24日 印刷ページ表示

普及に向けて

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 単為結果性ナスの普及に向けて、品種特性や栽培のポイントなどを生産者、JA、種苗メーカーと共有するため、栽培検討会を開催しました。

1 ねらいと背景

 単為結果性ナスは、着果時のホルモン処理や訪花昆虫が不要であることから、省力化やアナフィラキシーショック対策として導入が期待されています。
 桐生市・みどり市管内では、数年前から単為結果性ナスの試作を行ってきており、今回、その普及に向けて栽培検討会を開催しました。

2 取り組み内容

 令和3年10月22日(金曜日)にJAにったみどり本店会議室で、管内の施設ナス生産者を対象に、単為結果性ナス普及に向けた栽培検討会を開催しました(生産者34名参加)。検討した内容は以下の通りです。

  • 品種特性や栽培上のポイント
  • 単為結果性ナス特性把握実証ほの調査結果
  • 今後の課題

 単為結果性ナスは従来品種に比べ、着果ホルモンの処理時間が短縮される利点がある反面、収量がやや少なくなること、着色不良や変形・障害果の発生がやや多くなること等の課題も明らかになりました。
 意見交換では、品種に応じたかん水・追肥の方法および、収量・品質について活発な発言があり、関心の高さが覗えました。

3 今後の方向

 明らかになった課題に対し、生産者とともにその解消に向けて検討していきます。また、栽培のポイントとなる時期に研修会を行い、生産者間で広く情報交換・共有できる体制を検討していきます。

現地研修会の様子の画像
現地研修会の様子

栽培検討会の様子の画像
栽培検討会の様子