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【1月】農業経営改善研修会開催
雇用による農業者の働き方改革について学ぶ
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
桐生地区農業指導センターと新田みどり農業協同組合の共催で農業経営改善研修会を開催し、認定農業者や若手農業者が雇用導入に関する基本的な知識について学びました。
1 ねらいと背景
農業経営においても生産現場における働き方改革を行う必要があります。そこで、認定農業者等を対象に雇用導入に関する基本的な知識を修得するための農業経営改善研修会を開催しました。
2 取り組み内容
令和3年12月14日(火曜日)に新田みどり農業協同組合で農業経営改善研修会を開催し、認定農業者やその後継者である若手農業者12名、関係者等が出席しました。
働き方改革支援センターの社会保険労務士 高草木芳隆氏を講師として招き、雇用における勤務形態の特性や、外国人雇用のメリット・デメリット、求人申し込み手続きや雇用する際の公的な保険制度や関連する法律について学びました。
質疑応答では「アルバイトで雇っている人の時給や有給制度について」等、具体的な質問もあり、研修会終了後のアンケートからは「雇用について基本的なことが理解できた」、「実際の農業の現場と雇用者への保険制度などのルールにギャップを感じたため、今の農業経営を見直す必要があると感じた」等の感想があり、今後の農業経営を考える上で参考になった様子でした。
3 今後の方向
次年度の農業経営改善研修会は、農業をめぐる社会情勢や、今回のアンケート結果等から研修内容を検討し、今後も認定農業者や若手農業者の農業経営に活かせる研修会を開催します。
社会保険労務士による講演の様子
質問をする農業者