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【6月】イチゴ衛生管理の取り組み
館林地区農業指導センター
館林地区農業指導センターとJA邑楽館林はイチゴ生産者を対象にイチゴの衛生管理について取り組みました。内容は衛生管理についてリスト化した項目を生産者に実践してもらい、取り組めたかどうかチェックリストに記入します。その結果を集計し、イチゴ出荷反省会で報告しました。
ねらいと背景
邑楽館林地区では、約40戸のイチゴ生産者がおり、やよいひめの生産が盛んです。イチゴは生食であるので生産者の日頃の衛生管理が重要となります。そこで、講習会で衛生管理について説明を行い、チェックリストを配布し生産者に実践してもらいました。
取り組み成果
平成30年10月22日にイチゴ講習会をJAと共同で開催しました。講習会の中で衛生管理について説明を行いました。その時に衛生管理チェックリストを生産者に配布しました。
指導センターは巡回指導でチェックリストの項目が実践できたかどうか生産者にチェックしてもらい、できなかった項目についてアドバイスを行いました。チェックすることにより生産者の衛生管理に対する意識付けをすることができました。
チェックリストを収穫作業が終了した5月下旬に回収を行い集計したところ、ほとんどの生産者が衛生管理についてよく実践できていました。そして、この結果を6月3日に開催されたイチゴ出荷反省会で報告を行いました。市場関係者も出席していたので邑楽館林のイチゴは安心安全なものであることをアピールすることができました。
今後の方向
衛生管理のほかに環境保全や農作業安全などを取り入れていきながらイチゴ部会で実践できるGAPを組み立てていきたいです。
栽培講習会で説明
衛生管理チェックリスト