ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所館林地区農業指導センター > 【8月】抑制キュウリ栽培講習会の開催

本文

【8月】抑制キュウリ栽培講習会の開催

更新日:2019年8月20日 印刷ページ表示

館林地区農業指導センター

邑楽館林管内のキュウリ生産者を対象に抑制キュウリ栽培講習会を開催したところ、
98名の参加がありました。館林地区農業指導センターからは、ウイルス病対策と炭酸ガス施用について情報提供を行いました。

1 ねらいと背景

JA邑楽館林管内は、施設キュウリの栽培面積約100ha、栽培戸数約600戸と全国でも最大規模の産地です。そのため、作付けされるキュウリの品種は多岐にわたり、生産者は品種特性を理解した上で栽培管理を行うことが必要となります。これまでJA邑楽館林では、種苗会社を招いて品種検討会を開催していましたが、今回から、品種特性に則したより詳細な栽培管理を学ぶための「栽培講習会」を開催しました。種苗会社毎にタイムテーブルを分け、生産者が、実際に注文する種苗会社に絞って参加できるようにしました。当講習会はキュウリ生産者が一堂に会する機会であることから、指導センターとしても情報提供の場として活用しています。

2 取り組み成果

7月23日(火曜日)に板倉・館林地区でそれぞれ開催し、延べ98名の生産者が出席しました。種苗会社4社と指導センターでそれぞれ約1時間の枠を設け、栽培管理及び品種特性等について情報提供を行いました。各種苗会社とも、品種の特徴を踏まえた定植前の準備から主枝摘心までの仕立て方といった、抑制栽培における栽培管理のポイントをまとめた内容でした。また、指導センターからは抑制栽培におけるウイルス病対策と炭酸ガス施用について情報提供しました。
これまでの品種検討会では、短い時間で品種の紹介を中心とした内容であったため、今回のように栽培管理を詳しく説明するのは初めての試みでした。この講習会を通じて、管内の栽培管理技術の向上を図りました。

3 今後の方向

抑制キュウリ定植後は、ほ場巡回や現地研修会を通じて、生産者の栽培技術向上と病害虫蔓延防止に努めていきます。また、キュウリの新品種については、JA、種苗会社と共同で巡回を行い、特性を評価するとともに栽培指導を行っていきます。

講習会の様子写真
講習会の様子

「東部農業事務所」に戻る