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【9月】キュウリ勉強会による茨城県視察研修
館林地区農業指導センター
邑楽館林管内のキュウリ生産者による勉強会(節なり会)において、茨城県筑西市のキュウリ産地の視察を行いました。勉強会からは生産者4名が参加し、現地5ほ場を巡回しながら意見交換を行いました。
1 ねらいと背景
邑楽館林地域のキュウリ産地では、担い手の高齢化と後継者不足から、栽培技術の継承が課題となっています。そのような状況の中で、若手生産者による技術研鑽を目的とした勉強会の活動が活発になっています。管内3市町の生産者を中心とした勉強会(節なり会)では、会内の情報共有と外部への情報発信を通じて活動の輪を広げています。今回は、会の活動の一環として茨城県筑西市のキュウリ産地の視察を行いました。
2 取り組み成果
8月21日に、合計7名(生産者4名、誠和、JA邑楽館林、指導センター)で茨城県筑西市JA北つくば管内のキュウリ産地の視察を行いました。まず産地の概要についてJA北つくばキュウリ担当および青年部長からご説明いただき、その後、部会員のキュウリハウス5軒を見て回りました。邑楽館林地域の抑制栽培よりも約1ヶ月間定植時期が早く、高温の中で生育する作型のため、主に高温対策、水管理、病害虫対策等について質問や意見が出されました。茨城県の普及指導員も同行していただき、部会活動の進め方や今後の交流についても情報交換を行うことができました。
3 今後の方向
今後も節なり会では、月に1回の現地研修を中心に活動をしていきます。また、会員の要望に応じて、今回のような視察研修や講師を招いての講習会等も適宜行っていきます。
視察の様子
ハウス設備
ハウス状況