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【10月】今年もイチゴ栽培が始まりました

更新日:2019年10月18日 印刷ページ表示

館林地区農業指導センター

定植・天敵利用講習会を開催

 館林地区農業指導センターとJA邑楽館林はイチゴ生産者を対象として定植と天敵利用講習会を開催しました。また、定植に向けて花芽分化状況を確認したところ、今年は平年より遅めになっており、適期定植と天敵導入前の病害虫防除を呼びかけました。

1 ねらいと背景

 館林地区では、約40戸のイチゴ生産者がおり、やよいひめの安定出荷に向けて取り組んでいます。定植講習会では安定した収穫を図るため、花芽分化状況確認に基づく定植適期の情報を伝達しています。また、ハダニ防除の天敵製剤は全戸で導入されていますが、確実な防除を得るためのポイントを確認しています。

2 取り組み成果

 9月12日に定植・天敵利用講習会をJAと共同で開催しました。今年は20戸で花芽検鏡を行い、平年より遅めの花芽分化を確認しました。講習会では適期定植や定植後の管理、病害虫防除について指導しました。特に、今年は炭疽病の発生が多く見られたので、今後もしっかり防除するように呼びかけました。今年の定植は早いほ場で17日頃から、多くは20日頃から始まり、27日頃に終了しました。
天敵の利用では、生育期における天敵導入時期や導入前のハダニ防除の徹底、殺ダニ剤のローテーション散布などを説明し、生産者へ天敵放飼の注意点を周知することができました。生育期の天敵導入は例年11月上旬から始まります。

3 今後の方向

 定植後にほ場巡回を行い、生育状況や管理指導を行います。また、10月中旬に保温講習会を開催し、適期保温と天敵導入前の防除の再確認を行います。天敵導入後は巡回指導でハダニ多発ほ場ゼロを目指します。また、今年から新規でイチゴ栽培を始める方がいるため、若手を中心とした巡回指導やステップアップ講座を開催するなど産地の維持とレベルアップに向けた取り組みを行います。

栽培管理の講義写真
栽培管理の講義

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