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【12月】邑楽館林農業農村男女共同参画ネットワーク交流会を開催

更新日:2019年12月19日 印刷ページ表示

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

 館林地区農業指導センターでは、邑楽館林農業農村男女共同参画ネットワーク交流会を毎年開催しています。今年度は令和元年11月18日(月曜日)に県民健康科学大学の出前講座と名誉農村生活アドバイザー茂木利子さんの講演会を館林市中部公民館で開催しました。

1 ねらいと背景

 農業従事者における女性の割合は40%を超え、農業経営における女性の役割は重要となっています。また、農村地域の維持・発展のためには、男女の性差なく主体的な経営参画や社会参画を進めていくことが必要です。
 そこで館林地区農業指導センターでは、地域における男女共同参画を推進するリーダーの育成と地域や個人の意識醸成を図るため、邑楽館林農村女性ネットワークと連携し、講演会や学習会を開催しています。

2 取り組み概要と成果

 交流会には邑楽館林地区の女性農業者のほか、農業委員、関係機関等から31名の参加がありました。第1部では群馬県民健康科学大学の講師2名から「あなたの血管年齢はいくつ?血管と生活習慣の話」を行いました。大澤助教による生活習慣病と健康寿命の関連と健康診断の重要性の講演と、高橋助教による血液の巡りと免疫力をよくするための笑いながら行う体操体験を行い、どちらも大変好評でした。
 第2部として、太田市農業委員を務めている茂木利子さんに「女性酪農家として歩んだ道のり~家族経営協定をとおして~」と題した講演をいただきました。
 茂木さんは農家の跡取り娘として、ご両親と共に経営の中心となって酪農を行い、農家女性組織の「コスモス会」に入会後は仲間と共に楽しみながら経営技術を学んだそうです。現在は息子さんと家族経営協定締結し、担当を明確化しながら、助け合うことで経営を発展されてきました。
 更に、女性も農業経営について学ぶ必要があり、地域の発展には女性参画の重要性が高いため「農業委員等の依頼は断らないで、頑張ってほしい」とのはげましの言葉もいただきました。
 参加者からは「私も跡取りで、トラクターに乗ってると今でも珍しがられる。でも勇気をいただけた」「大変なご苦労を笑顔で仲間と家族と乗り越えられたお話に胸が熱くなりました」「協定について家族と話しあい、子供に継ぎたいと言われる家にしたいと思った」等の感想がありました。

3 今後の方向

 今後も邑楽館林農村女性ネットワークを中心に、農業者組織や関係機関等と連携し、講演会や学習会等を通じて、女性農業者の主体的な経営参画や社会参画の促進・地域や個人の意識醸成を図っていきたいと思います。

群馬県民健康科学大学講座写真
群馬県民健康科学大学講座

群馬県民健康科学大学体操写真
群馬県民健康科学大学体操

茂木さんの講演写真
茂木さんの講演

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