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【12月】若手女性農業者農業機械操作(代かき)研修会を開催

更新日:2019年12月19日 印刷ページ表示

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

 館林地区農業指導センターでは、令和元年11月28日に県農業技術センター東部地域研究センターにおいて若手女性農業者を対象とした農業機械操作(代かき)研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 邑楽館林地域は水稲と施設キュウリによる複合経営が主体ですが、トラクターでの作業は、主に夫や義父(父)が担当している場合がほとんどです。
 一部の女性農業者には、農閑期を利用し、農林大での女性農業機械講座やトラクター免許取得講習などにも参加する意欲も見られており、トラクター操作の技術取得を進めたいと思う方が増えております。
 しかし、4~5月の代かき作業の時期は、水稲とキュウリの作業が重なり、女性農業者が、家族から代かきの機械操作を習うことができない状況にありました。
 そこで、農閑期の11月下旬を活用し、女性農業者が代かき作業に取り組むきっかけとなるよう開催しました。

2 取組内容

 研修会は、今回も昨年に引き続き、県農業技術センター東部地域研究センターに講師(圃場管理主任)と会場の協力をいただきました。本来は代かきなどしない時期ですが、研究センターの理解をいただき、ほ場を用意していただきました。
 研修内容は、最初に駐車場内でのトラクター安全確認・基本操作を説明した後、前進・後進・試走・ブレーキ・停車の練習を行いました。
 その後、トラクターを水田へ移動し、代かき作業時のトラクター操作方法などを、講師同乗により、1人30分ずつ作業体験しました。
 体験後、受講生からは「講師が同乗して丁寧に教えてくれたので、とてもわかりやすかった」「自分でもできたことを家族に知らせたい」「トラクター操作とは異なるので、家族と話しあい、練習したい。」「次回開催されれば是非参加したい。」等の声が聞かれました。
 今回の研修では4名の方々が代かき作業を体験しました。

3 今後の方向

 今回参加された受講生の中にはトラクター操作に不慣れな方もいましたが、圃場内での操作も問題は無く終了できました。もちろん、実際の経営においては、現場作業に合わせた技術向上が必要と思われます。今回は参加できなかった方からは「次回の開催をお願いしたい」との要望もあり、今後も若手女性農業者の意見や要望を取り入れた講習を企画していきます。

事前の指導写真
事前の指導

代かき作業体験写真
代かき作業体験

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