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令和3年度群馬県環境審議会循環型社会づくり推進部会の議事概要

更新日:2022年2月3日 印刷ページ表示

令和3年度第1回群馬県環境審議会循環型社会づくり推進部会の議事概要

1 開催日時

令和4年1月28日(金曜日) 13時00分~15時00分

2 開催場所

群馬県昭和庁舎26会議室

3 出席者

  • 委員 6名
  • 市町村廃棄物行政所管課長 2名
  • 事務局及び関係課 10名

4 配布資料

資料1 部会の審議予定について (PDF:75KB)
資料1参考資料1 循環型社会づくり推進部会要領 (PDF:45KB)
資料1参考資料2 環境審議会循環型社会づくり推進部会名簿 (PDF:36KB)
資料2 市町村の5R関連施策について (PDF:321KB)
資料3-1 目標達成状況 (PDF:47KB)
資料3-2 各施策の目標達成状況 (PDF:1.64MB)
資料4-1 循環型社会推進計画の変更 (PDF:129KB)
資料4-2 循環計画本文前半 (PDF:2.65MB)
資料4-2 循環計画本文後半 (PDF:1.34MB)

5 会議概要

部会長の職務代理者の指定

群馬県環境審議会循環型社会づくり推進部会の設置及び運営に関する要領第5条第3項により、田中委員を指定した。

議事

(1)部会の審議予定について
 資料1により事務局から説明

(2)第二次群馬県循環型社会づくり推進計画の進捗状況について
 資料2~3により事務局から説明

(目標について)
【部会長】
• 令和2年度の数値がまだ出ていないが、おそらく目標値には届かない。そのことを踏まえた上で、第三次循環計画をどのように推進するかが重要である。

(市町村の分別の方法について)
【委員】
• 資料を見ると市町村によってごみの分別方法が異なることがよく分かるが、県
として統一の方針は示さないのか。

【事務局】
• 一般廃棄物の処理責任は市町村にあるため、市町村が実態に合わせて、ごみの分別方法を決めている。県としては、容器包装リサイクル法に定める分別基準適合物等の分別徹底を市町村に助言している。

【市町村廃棄物行政所管課長】
• 市町村によっては、処理施設の規模や能力によって、分別品目を増やすことが難しい場合もある。特にプラスチック製容器包装等は、熱源の確保のために焼却することもある。

【市町村廃棄物行政所管課長】
• 同じ一部事務組合でごみ処理をしている市町村でも、ごみの分別方法は異なる場合もある。予算面でも統一するのは難しい。

(3)第三次群馬県循環型社会づくり推進計画の変更について
 資料4により事務局から説明

(群馬県食品ロス削減推進計画該当部分について)
【部会長】
• 目標値は、2050年食品ロスゼロに向けて、直線的に削減することを目標としたということで良いのか。その場合、これまでの減少率よりも大幅に減少させる必要があるため、かなり頑張らないといけないと思う。

【事務局】
• 2050年食品ロスゼロに向けて取り組んでいく。

【委員】
• ごみの持ち帰りの習慣は、以前はなかったが、ここ最近は一般的なことになってきた。同様に、食品ロス削減が県民の常識となるようにしていけば、うまくいくと思う。

【委員】
• 上毛バック(ドギーバック)というものを知らなかったが、どのようなお店で利用できるのか。

【事務局】
• 令和3年度は環境省のモデル事業を活用し、ぐんまちゃんの食べきり協力店等のうち58店舗で、ドギーバックの使用に関するモデル事業を実施した。

【部会長】
• ドギーバックを利用するということは、まだ知らない・利用しないという方が多いのではないか。県民の意識を醸成する必要がある。

【事務局】
• 食べ残しの持ち帰りも重要であるが、基本的には残さずに食べきるということが一番である。ぐんまちゃんの食べきり協力店で行っている小盛での提供等も浸透させていきたい。

【部会長】
• 食べきり協力店を令和12年度に1,000店舗とすることを目標にしているが、群馬県内で飲食店は何店舗あるのか。食品ロス削減(食べきり)を全県民の常識とするには少なくないか。

【事務局】
• 約8,600店舗である。まずは、着実に毎年50店舗ずつ増やしていきたい。

【部会長】
• 店舗数を拡大するために、食べきり協力店に加入するメリットをもっとアピールする必要があるのではないか。

【事務局】
• 食べきり協力店を県HPで公表しているが、周知・普及を強化していきたい。

(群馬県バイオマス活用推進計画該当部分について)
【委員】
• バイオマスの活用の推進の目標のうち、バイオマス全体の利用率について現状(2020(令和2)年度)が80%であるのに対して、目標(2030(令和12)年度)が78%と少し下がってしまうのはなぜか。

【事務局】
• バイオマス全体の目標は、バイオマスの種類ごとの目標から算出していることから、バイオマスの種類ごとの目標に起因するものである。

• バイオマス全体で見ると、例えば、家畜排せつ物は、将来的な家畜頭数の減少や内訳の変化、活用できない豚の尿の増加などに伴い、利用率が下がるとの結果であった。バイオマス全体の中で、賦存量に占める家畜排せつ物等の割合が多いことから、バイオマス全体の利用率も下がっている。バイオマスの種類ごとに見れば、概ね現状より高い目標を定めている。

【委員】
• 建設発生木材についても、利用率が下がっているがなぜか。

【事務局】
• 建設発生木材については、公共事業等の状況により増減する可能性があり、将来的な見通しが立ちにくいことから、国のバイオマス活用推進基本計画の目標を準用し、利用率の目標を定めている。

【部会長】
• 計画本文の目標の数字だけを見ると、そのあたりのなぜこういう目標なのかが分かりにくいところがある。目標について、計画本文に解説を載せる等の工夫ができると良いのではないか。
(群馬県海岸漂着物対策推進計画該当部分について)

【委員】
• 利根川の河川敷には洪水時に流れ着いた大量のプラスチックごみが放置されている箇所がある。まずは、現実的に出ているごみを片付けることが重要ではないか。

【事務局】
• 河川敷にごみが大量に流れ着くという問題を、計画を読んだ方が認識できるように記載を工夫したいと思う。

【委員】
• 海岸漂着物というタイトルを見ると、海なし県としてはピンとこない。一番重要であると思われる当事者意識の醸成について、第5章の冒頭部分で記載をした方が良いのではないか。

(全体)
【部会長】
• 追加計画ごとに各委員の意見をまとめると、このようなものか。
• 食品ロス
 食品ロスは出さないということが常識となるよう県民意識を高めることが重要であり、このようなことが計画の中に見えるようにしていただきたい。
• バイオマス
 目標の書き方を工夫していただきたい。
• 海岸漂着物
 海岸漂着物問題については、当事者意識の熟成が重要である。また、現状に出ているごみ、河川敷のごみをゼロにしていかなければならない。こういったことを計画内に盛り込んでいただきたい。
• 計画の変更については、概ね現状の事務局案のとおりとし、今回の委員意見を整理し、反映させたものを環境審議会に報告をすることとしたい。また、字句等の修正は会長に一任していただきたい。よろしいでしょうか。
• (一同異議なし)