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【12月】「邑楽館林農業農村男女共同参画ネットワーク交流会」を開催

更新日:2020年12月23日 印刷ページ表示

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

 館林地区農業指導センターでは、邑楽館林農業農村男女共同参画ネットワーク交流会を毎年開催しています。今年度は11月30日(月曜日)に栃木県大田原市momofarm代表西岡智子さんの講演を館林合同庁舎会議室でZOOMによるリモート講演交流会として開催しました。

1 ねらいと背景

 近年、農業従事者における女性の割合は45%を超え、農業経営における女性の役割は特に重要となっています。また、農村地域の維持・発展のためには、男女の性差なく主体的な経営参画や社会参画を進めていくことが必要です。
 そこで農業指導センターでは、地域や個人の意識醸成を図り、地域における男女共同参画を推進するリーダーを育成していくため、邑楽館林農村女性ネットワークと連携し、講演会や学習会を開催しています。

2 取り組み概要と成果

 交流会には邑楽館林地区の女性農業者のほか、農業委員、関係機関等から16名の参加がありました。更に「希望者にはZOOMで参加を可能」と通知し、3名のリモート参加がありました。講師もご自宅からリモートで講演を行いました。
 講師は結婚後、父親の病気をきっかけに、実家に戻り就農し、14ヘクタールの米麦経営をし現在は、国の農業女子プロジェクトや県の農業女子組織に参加、パテシエンヌである妹さんと開発された米粉加工品や自作の酒米を原料とした日本酒の販売をしています。また、自宅の蔵を改修して体験農家民宿の準備を進めており、グリーンツーリズムインストラクターの資格も取得されたとの事でした。「農家に取っては当たり前の日常の風景」をSNSで発信することやイベント、展示会、交流会で「人とつながる」事が様々な活動につながり、「田んぼのある風景を守りつなげる」活動や地域企業等とも協力しながら経営を発展された経験について、お話いただきました。
 今回の講演交流会は参加者全員の自己紹介から始まり、質疑応答ではアドバイスだけで無く、励ましの言葉やイベント参加のお誘いも受けました。「出る機会が少なく、初めて農業系の講演会に参加したが楽しく聞く事ができた」「リモートの講演は初めてだったが新鮮でした。先生の農家民宿に行ってみたい」「スマホで田んぼの写真を撮ってPRに利用したい」等の前向きな感想があり、積極的な経営参画のきっかけになったと思われます。

3 今後の方向

 今後も邑楽館林農村女性ネットワークを中心に、農業者組織や関係機関等と連携し、講演会や学習会等を通じて、女性農業者の主体的な経営参画や社会参画の促進・地域や個人の意識醸成を図っていきたいと思います。

コロナ対応で距離を保って開催の写真
コロナ対応で距離を保って開催

分割表示を利用した質問への対応の様子の写真
分割表示を利用した質問への対応の様子

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