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【1月】農業経営研修会「経営の規模拡大と雇用について」の開催

更新日:2021年1月26日 印刷ページ表示

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

令和2年12月9日、12月16日、12月23日の3回にわたり雇用に関してJA邑楽館林本所の会議室において農業経営研修会を開催しました。今後、農業経営を規模拡大する上で雇用は必要不可欠と考えている若手生産者を中心にのべ40名が参加しました。

1 ねらいと背景

 農業の担い手の高齢化により担い手不足が問題となる中で、当地域の青年農業者を中心に雇用の導入や省力化技術を導入しながら規模拡大を目指す生産者が増えつつあります。
 そこで農業経営で規模拡大した事例をもとに、雇用の導入について3週連続で研修会を開催しました。

2 取組成果

 第1回は12月9日に労働基準監督署から講師を招き、「労働者雇用の基礎知識について」と題した講演で、労働関係の法律、社会保険制度について説明を受けました。第2回は12月16日に社会保険労務士から「雇用導入の事務について」と題した講演で、労働契約書の締結方法や、雇用主からの相談の多い事例などの紹介をしてもらいました。12月23日の第3回は雇用を行っている2名の農家から事例紹介されました。O氏は法人化を行わず、パートを中心に雇用し、パートの急用にも対応出来るようにシフトを変更できる体制を取っています。M氏は法人化を行い、外国人技能実習生を多く採用して、規模拡大を図っています。また、規模拡大を図る上で、雇用者の意識を高めるため、現在GAPの認証取得に向けて準備を行っています。どの講演後にも活発な意見交換がなされました。
 参加者はコロナ禍の影響も有り、第1回が16名、第2回が13名、第3回が11名でした。参加者からは「今後経営を規模拡大する上で雇用は必要になってくる。大変参考になった。」「雇用の際に労働契約書を結んでおくことが、もめごとの発生を防ぐことがわかった。」「経営形態もいろいろあり、雇用者を管理していく苦労がわかった。」などの感想がありました。

3 今後の方向

 今回参加した若手生産者は、規模拡大の意思を持って取り組んでいる人も多いため、引き続き雇用や経営発展に役立つ研修会を開催していきます。

第2回社会保険労務士による講演の写真
第2回社会保険労務士による講演

第3回事例紹介を行った2名の写真
第3回事例紹介を行った2名

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