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【1月】農村生活アドバイザーと農業女性との先進地視察研修を開催

更新日:2021年1月27日 印刷ページ表示

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

 邑楽館林農村生活アドバイザー協議会は、毎年先進地視察研修を実施し、活動の参考としています。本年度は女性の経営参画と地域農家との農商工連携の事例を学ぶため「下仁田納豆」を訪れ、経営者である南都夫妻の講演を聞きました。今回は地域の若手女性農業者との学習交流も兼ねた研修会としました。

1 ねらいと背景

 農業の維持発展のためには農業従事者の45%以上を占める女性の主体的な経営参画が重要であり、そのための農業技術や知識の向上も必要となっています。しかし農業女性が農業技術や経営等の講習に参加し、情報を取得したり、家族以外の農業者と接する機会は少ない現状があります。そこで、先進的な事例を学ぶ機会をつくり、農業経営の向上や活力ある農村社会づくりに生かせるように、農村生活アドバイザーと地域の農業女性を交えた合同の視察研修会を開催しました。

2 取組成果

 今回の視察は令和2年12月4日にアドバイザー10名、若手女性農業者4名、事務局1名の15名での研修会となりました。
 町内の人口減少により販売が減少し、廃業寸前となっていた「小さな手作りの納豆屋」を継承する事になり、妻の由美さんは納豆作りと経理を、夫の隆道さんは新たな販売先を開拓する営業担当となった頃の苦労話や国産大粒大豆・県産経木包み等にこだわり、手間と時間を掛けて作られる「納豆」の話、地元で生産された大豆を利用するため設立に至った「かぶら大豆生産組合」との連携等の講演を聞く事ができました。その後は質疑応答・自己紹介等を行い、夫妻との交流も行う事ができました。
 参加者からは「テレビでも拝見したが、素材・製法にこだわり、地域の活性化も視野に入れた活動に感動した」「手間を惜しまない商品作りに感激した」「お客様に名指しで選んでいただける様な農産物を作れるよう頑張りたい」等の感想がありました。
また、後日アドバイザーから「会員ではない若手女性農業者との交流はあまりないため良い機会だった」との感想もありました。

3 今後の方向

今後も邑楽館林農村生活アドバイザー協議会と連携し、男女共同参画の推進や地域農業の維持発展のため、女性が参加しやすい研修や講習会を企画し、地域の農業女性との交流や人材育成を進めていきます。

講演中の南都夫妻の様子の画像
講演中の南都夫妻の写真

講演の様子の画像
講演の様子写真

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