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【1月】「邑楽館林青年農業士会・4Hクラブ合同視察研修会」を開催
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
館林地区農業指導センターでは、農業青年の育成を目的に邑楽館林4Hクラブの活動を支援しています。令和2年12月7日に群馬県立農林大学校、JA全農ぐんま園芸作物生産実証農場の2カ所を訪問し、複合環境制御型ハウスでの栽培管理法について、それぞれの取り組みを視察する研修を開催しました。
1 ねらいと背景
邑楽館林4Hクラブでは例年、青年農業士会員と4Hクラブ会員の合同で視察研修会を行っています。視察研修を通じて、青年農業士との親睦を深め、農業技術の向上を図ることがねらいです。
2 取り組み成果
令和2年12月7日(月曜日)に青年農業士会員、4Hクラブ会員など14名が参加しました。農林大学校では職員から施設概要について説明してもらい、実際に、作業場に設置されたモニターにリアルタイムに表示されるハウス内の状態(温度、炭酸ガス濃度等)を確認し、手元のタブレットを操作して遠隔で換気、灌水等の制御を行う様子を実演して頂きました。
JA全農ぐんま園芸作物生産実証農場では、館林管内で盛んな施設キュウリの栽培管理の様子を説明してもらいました。収量を上げるために光合成を最大限にさせることを重視し、炭酸ガスの施用、またハウス内を土足禁止にし全面白マルチで光の利用効率を上げる方法で実証データの集積を行っていました。
3 今後の方向
視察研修で学んだことを参加者が農業経営向上の資としてもらうとともに、青年農業士会員と4Hクラブ会員同士の交流により、会員相互の研さん、親睦を深めることで組織活動の活性化につなげていきます。
施設内で説明を受ける様子
制御装置の説明を受ける様子