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令和4年度 普及現地情報(令和5年2月)

更新日:2023年3月27日 印刷ページ表示

利根沼田若手農業者研修・交流会の開催~利根沼田の夢を語り合おう~

 管内の青年農業者を中心に若手農業者の広域での交流を目的に、「利根沼田若手農業者研修・交流会」を開催しました。

ねらいと背景

 利根沼田地域では、地区や生産部会ごとの交流は実施されているものの、市町村を越えた青年農業者同士の交流の場が少なくなっています。そこで、利根沼田農業事務所普及指導課では平成26年度から青年農業士の有志が実行委員となり、「利根沼田若手農業者研修・交流会」を開催しています。

取組の成果

 2月8日、利根沼田振興局において「利根沼田若手農業者研修・交流会」を開催しました。若手農業者、関係者等約30名が参加しました。
 研修会では、管内の若手農業者3名から活動内容の発表があり、発表者の小野圭介氏(リンゴ)からは輸出の取組みについて、寺崎弥生氏(リンゴ)からは女性農業者グループ「りんご女学校」の活動について、関康浩氏(コンニャク)からは日本の税制についての発表がありました。その後、発表者3名と実行委員幹事2名で座談会を行いました。若手農業者の前向きな取り組みや考えに参加者は大いに刺激を受けていました。
 交流会では、出席した若手農業者13名が「人手不足の解消方法」、「6次化に向けた取組み」等の日頃抱えている悩みや問題を共有して、課題解決に向けた意見交換を積極的に行いました。交流会後には、参加者同士で自発的に名刺交換を行なう姿が見られるなど新たな人脈、活力を得た充実した時間となりました。

今後の方向

 今後もこの研修・交流会を青年農業士等の若手農業者の情報交換・交流の場として開催し、より内容を充実させるため、実行委員とともに支援していきます。

活動発表の様子の画像
活動発表の様子

片品地域における花き販売力強化の取組~サンプル展示で産地PRを実施~

 片品地域では多様な切り花や枝物が生産されています。利根沼田農業事務所普及指導課はJA利根沼田尾瀬片品生産部会と連携し、販売力強化を目的とした花き品目のサンプル展示を主要取引先の7市場で実施して産地PRをしました。

ねらいと背景

 片品地域では冷涼な気候を活かし多種多様な花き品目が生産されています。JA利根沼田尾瀬片品生産部会(以下、部会)では、出荷シーズン前に枝物アジサイをはじめとした花き品目のサンプル展示を市場で毎年実施しています。今年度はジャパンフラワー強化プロジェクト推進事業を活用して、これまで実施していなかった3市場を新たに加えて展示を行い、更なる販売力強化に取り組みました。

取組の成果

普及指導課では、首都圏や関西地域の主要取引先7市場、部会と連携して8月下旬~9月上旬に10種類(品目・品種)を展示しました。また、今年度農政企画推進費を活用して作成した産地PR用のぼり旗や過去に作成したチラシなども併せて設置しました。さらに4つの市場では、昨年度蚕糸園芸課と協力して撮影した片品地域のアジサイ動画を展示ブースにて放映しました。
 展示と一緒に市場関係者を対象とした「尾瀬片品の花アンケート」を実施しました。その結果、回答者64名のうち4割が「展示を見たことで新たに知った片品の花き品目がある」と答えており、展示によるPR効果の高さを再認識できました。また、市場担当者への聞き取りでは「展示を見た買参人から注文が入った」「展示されていた品目を花屋に行って購入した人がいた」「放映された動画を見た仕入れの従業員が品物を購入した」と回答があり、販売・需要促進に繋がりました。

今後の方向

 引き続き支援を行い、部会の認知度と実需者との信頼度向上を図り、販売力強化を目指します。

展示の様子の画像
展示の様子

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