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感染制御センターの業務紹介
更新日:2025年9月17日
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感染制御センターは感染症から県民の健康を守り、健康の維持・増進に資することを目的として平成17年4月1日に設立されました。
当センターでは県民や医療機関に向けて、感染症の予防、診療、研究に役立つ情報を提供しています。また、感染症発生動向調査を通じて感染症の流行状況を把握し、予防啓発を行っています。
業務内容
1.感染症に係る情報の収集・解析・提供・公開に関すること。
群馬県感染症発生動向調査事業の一環として、定点医療機関やその他の医療機関、保健所などから随時感染症情報を収集し、解析します。
解析結果は関係機関と協議の上、迅速に情報を提供・公開しています。
感染症情報は医療機関向け、一般向けなどに分けて分かりやすく整理し、ホームページや電子メールなどで発信します。
2.感染症予防啓発に関すること
学校、保育所、幼稚園、高齢者施設、障害者支援施設など、集団生活をしている場において、感染症のまん延を防ぐための研修を行います。また、感染症予防に関する冊子や動画を作成し、広く予防啓発を行っています。
3.感染症・大規模食中毒発生事案に関すること
県内外の感染症発生状況について、群馬県感染症・疾病対策課、食品・生活衛生課及び保健福祉事務所と情報共有し、大規模集団発生や広域事例の探知に努めています。
保健所長の依頼のもと、疫学調査を実施し、感染源の特定や感染のまん延防止対策などを支援します。
4.感染症流行予測調査に関すること
県民の血液を用いて、インフルエンザ、麻しん、風しんなどの抗体保有率を調査します(個人情報は保護されます)。
調査結果は、予防接種事業を効果的に運用するための基礎資料として活用されます。