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【2月】集落営農法人を対象とした農業機械に関する研修会を開催しました

更新日:2023年3月23日 印刷ページ表示

 管内にある集落営農法人を対象に、農作業安全と農業機械の整備実演研修会を行いました。また併せて(法)三ツ橋が所有するスマート農業機械見学や最新機械に関する情報提供を行い、生産者間で情報交換する機会を設けた所、多くの法人構成員が参加しました。

1 ねらいと背景

 佐波伊勢崎地区は米麦二毛作が主体で、県内最大の小麦生産を誇っています。26の集落営農法人と認定農業者が主な担い手ですが、近年は生産者の高齢化が進み、農作業機の大型化や農地間移動に伴う事故等が心配されています。

また近年は農業機械の価格が上昇の一途を辿っているため、セルフメンテナンスによる定期的な点検および調整が今まで以上に重要となります。

そこで農作業安全と機械整備研修会を実施するとともに近年、一部の集落営農法人で導入が始まっているスマート農業機械の展示や情報提供を行いました。

2 取り組み内容

  2月3日に、法人三ツ橋機械格納庫を会場に開催した研修会には、集落営農法人構成員39名、関係機関14名が参加しました。

 研修会では、伊勢崎地区農業指導センター職員が農作業安全について説明を行い、農林大学校研修部職員がコンバイン及びハイクリブームの整備を生産者の前で実際に行いました。参加者からは「農作業安全の大切さ」や「実際に整備しているところを目にすることができて勉強になった」などの感想がありました。

また、会場には法人三ツ橋が所有するアシスト付き田植機などのスマート農業機械等の展示や最新機械に関する情報提供を行ったところ参加者はJAの農機センター職員に機械の概要や値段等について質問していました。

農作業安全研修の様子の写真

農作業安全研修の様子

コンバイン整備研修の様子の写真

コンバイン整備研修の様子

3 今後の方向

 水田農業では大規模化と労働力不足が課題となっていることから、作業性向上が期待されるスマート農業技術や最新機械等の情報提供を行うとともに、生産者間で情報交換の行える機会を増やし、集落営農法人の支援を行っていきます。