本文
年間行事
ぐんま学園では、一年を通じて様々な行事が行われます。行事の中には、一時的に帰宅する帰宅訓練から、学園内で生活する子どもたちと職員だけで行われる新年会のような行事、外部のいろいろな団体の人たちやボランティアの人たちと一緒に行う交流行事など様々なものがあります。これらの行事はただ楽しむだけを目的として実施するものではありません。確かに楽しむことはとても大切なことですが、いろいろな人たちとの交流や行事によって育まれる子どもたちの心の発達を目的として行われています。中には、これらの行事によって初めて様々なことを体験する子どもたちもいます。
4月 | 春季帰宅訓練(3月末~) |
---|---|
5月 | 児童相談所との交流会 凧づくり教室(前橋青年会議所・ぐんま学園協力会) |
6月 |
野球交流試合(高崎市補導センター) |
7月 |
臨海学園(新潟県寺泊) |
8月 |
夏季帰宅訓練 |
9月 |
修学旅行(中3) |
10月 | 関東女子バレー大会 |
11月 | ぐんま学園祭 関東少年文化祭 卓球交流試合(高崎市補導センター) |
12月 | 関東少年卓球大会 餅つき大会(更生保護女性会・BBS連盟) クリスマス会 冬季帰宅訓練(~1月) |
1月 | 児童新年会 職場体験(中1・中2)(ぐんま学園協力会所属企業元で) |
2月 | スキー教室(岩原スキー場) |
3月 | 卒業を祝う会 |
ぐんま学園けん玉道!!
ぐんま学園はけん玉を楽しむことができる環境が整っています。子どもたちのけん玉への興味をあふれ出させているのが、周りの友達との競争心の他に、ぐんま学園が日本けん玉協会(JKA)の支部として認定されていること。だから、ぐんま学園内で昇級・昇段の認定試験が受けられるのです。見事昇級・昇段すると認定証が発行され、その級・段の人として日本けん玉協会から認定されます。けん玉大会では「もしかめ」という競技を行っており、学園記録は10,107回。2時間近くも休むことなくけん玉をし続けた児童もいました。写真は昇段認定会の様子です。
児童自立支援施設親交行事
関東圏内の児童自立支援施設が集まり関東大会が行われています。6月は関東少年野球大会、8月は関東少年水泳大会、10月は関東女子バレー大会、11月には関東少年文化祭、12月は関東少年卓球大会が各施設の持ち回りで行われています。11月の文化祭には水彩画や陶芸作品の展示、音楽の発表(近年は筝)を行います。音楽は分校の授業で練習しています。学園に入所してくる子ども達は野球・卓球など初めて行う場合が多く悪戦苦闘しながらも大会に向けて一生懸命練習に励んでいます。
月例行事
ぐんま学園では月例マラソン大会や全体作業など毎月恒例で行っている行事があります。月例マラソン大会は20年以上続いており中学生男子は3000メートル 小学生・中学生女子は1500メートルを走ります。優勝者にはトロフィーと賞状、自己記録者にも賞状が贈られます。子ども達は自分の目標を決めそれに挑戦します。また環境美化活動では学園内の除草や垣根、樹木の剪定などを行います。自分たちの手でぐんま学園をきれいにします。行事を通して充実感・達成感を得たり、みんなで協力してすることで協調性や友達を大切にする心を養い、自立支援効果を高められればと思います。