ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所桐生地区農業指導センター > 【1月】農業後継者の新情報研修

本文

【1月】農業後継者の新情報研修

更新日:2023年2月10日 印刷ページ表示

消費税インボイス制度導入について

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 桐生市、みどり市の農業後継者により組織された「緑生会」では、来年10月より施行されるインボイス制度について学びを深めるため、研修会を開催しました。

1 ねらいと背景

 桐生市、みどり市では、若い農業者が少なく、同業の仲間づくりが難しい状況となっています。そこで、若い農業者同士で組織された「緑生会」の運営を支援しつつ、研修会などを通して会員の交流と新情報の共有を図っています。

2 取り組み内容

 令和4年12月13日にJA群馬中央会の小池悠介氏を講師に迎え、インボイス制度について理解を深めるための研修会を行いました。当日は6名の会員が出席し、消費税の仕組みから始まり制度の概要や留意点について講義を受けました。
 課税事業者の中にも本則課税と簡易課税とがあり、免税事業者を含め消費税対応においての3つのパターンを最初に学び、インボイスとはなにか、農業における特例や今後の対応について等、幅広く学ぶことが出来ました。
 出席者からは「一度課税事業者になると免税事業者には戻れなくなってしまうのか」「自身が加入する生産者組合での領収書の取扱いについて教えてほしい」など様々な質問が上がり、インボイス制度について漠然としていた認識がより具体的になったことで自分の経営に当てはめて考えられるようになったとの意見が挙がりました。

講義の様子写真
講義の様子

3 今後の方向

 コロナ禍による活動への影響もありましたが、若手生産者組織として意義のある活動をするべく、今後も会員相互に情報を共有し、勉強会や研修会を通じて農業技術や経営、仲間づくりに繋げていけるよう支援します。