【2月】第3回農業基礎講座開催

東部農業事務所　桐生地区農業指導センター

　第3回農業基礎講座を開催し、新規就農者（就農準備中含む）8名が出席しました。管内の農業経営士のほ場を見学し農業経営の心得について話を伺い、会場を移して参加者の意見交換を行いました。

1　ねらいと背景

　本講座は、新規就農者が農業に関する基礎知識や技術の習得をすると同時に、農業経営士および新規就農者同士が交流をすることを目的としています。営農に対する不安を解消し、自信を持って農業に取り組めるように支援しています。

2　取り組み内容

　令和5年1月25日に第3回農業基礎講座を開催し、就農準備中の方2名を含む新規就農者8名と、農業経営士は講師役の1名を含む4名が出席しました。
　今回は「先輩農業者に学ぶ、農業経営の心得について」をテーマとし、講師である農業経営士のほ場を会場に、自身の就農から現在の経営までの歩みについて、また家族経営の工夫や強みについての話がありました。
　その後、新里総合センターに会場を移し出席者で意見交換を行いました。家族経営協定について指導センターから情報提供をし、自身の今後の経営のあり方、家族との協力について出席者それぞれに考えてもらうきっかけとなりました。
　講義後のアンケートでは「他品目の農家さんとフラットに交流することができ、とても新鮮だった。」等の感想がありました。

　経営士ほ場での講義

　意見交換会

3　今後の方向

　新規就農者が安定した営農が続けられるよう、勉強会や研修会を開催して農業技術や知識の習得、仲間づくりなどをすすめ、継続する経営体作りを支援します。