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【2月】干しイモフォーラムを開催

更新日:2023年3月3日 印刷ページ表示

特産品干しイモの新規生産者の確保

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 管内特産の干しイモ生産の持続のため、平成31年度から干しイモの新規生産者を確保する取り組みを進めています。今回は、管内の生産者から、生産・加工・販売のノウハウを直接伺う意見交換会と試食展示を行いました。

1 ねらいと背景

 みどり市東町では、干しイモの生産者が高齢化し、その技術を継承する生産者が少なくなっています。そこで、みどり市農業委員会と連携し、耕作放棄地対策を兼ねて、特産である干しイモの新規生産者を増やす「干しイモづくり養成塾」を平成31年度から始め、これまで1名が新規に取り組みを始めました。令和3年度及び令和4年度はコロナ禍により、栽培時期に応じた講習会を開催できませんでした。そこで、生産者の意見交換を中心とした干しイモフォーラムを開催し、干しイモづくりの機運醸成に取り組みました。

2 取り組み内容

 2月2日、みどり市東公民館において、太田市山之神町で干しイモを生産・販売する生産者をゲストに招き、東町の生産者4名とパネルディスカッション形式で意見交換を行いました。これまでの「干しイモづくり養成塾」の参加者7名、黒保根等の周辺地区の生産者5名が意見交換の様子を聴講しました。
 意見交換では、「べにはるか」の連作の注意点、収穫したサツマイモの取り扱いと保温、サツマイモの蒸し加減など、生産者のノウハウを惜しみなく情報提供してくれました。また、生産者同士の意見交換も活発に行われ、熱い思いが会場に十分に伝わりました。
 展示試食では、6種類の干しイモの食べ比べをしながら、生産者の製品を見て参考にしました。また、生産者同士も活発にそれぞれの商品について情報交換をしました。

3 今後の方向

 参加者アンケートでは、自家消費用で作るところから取り組み始めたいという回答があったことから、少量で生産できる情報提供等の支援を検討します。また、参加した生産者は、普段は他の生産者との交流が少なかったことから、これを機会に生産者同士の情報交換が活発になることが期待されます。

試食セットの写真
 試食セット

意見交換会の様子写真
 意見交換会の様子

展示・試食の写真
 展示・試食