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【3月】緑生会視察研修会の開催

更新日:2023年3月24日 印刷ページ表示

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 緑生会では会員の栽培技術向上と会員間の交流を深めることを目的に毎年視察研修会を開催しています。今回は栃木県佐野市の大型観光いちご園にていちご狩りをし、東部地域研究センターにて水稲の試験研究やキュウリ栽培における環境制御の技術について視察を行いました。

1 ねらいと背景

 桐生市、みどり市では、若い農業者が少なく、同業の仲間づくりが難しい状況となっています。そこで、若い農業者同士で組織された「緑生会」の運営を支援しつつ、研修会などを通して会員の交流と新情報の共有を図っています。

2 取り組み内容

 令和5年2月15日に開催され、会員8名が参加しました。始めに佐野市内の大型いちご農園にて栃木県の大粒品種スカイベリーについて施設職員から解説してもらい、いちご狩りを楽しみました。
 その後、東部地域研究センターへ移動し、センター職員から施設の概要について説明を受けました。水稲について奨励品種である「いなほっこり」と「にじのきらめき」の解説をしてもらい、それぞれの品種の特性について理解を深めました。その後キュウリハウスで、「つる下ろし栽培」の仕立て方や、遠隔で天窓やカーテンを操作する制御装置の操作などの実演をしてもらいました。その中でも特に会員の興味を引いた定流量自動制御バルブ(ドーゾマットバルブ)については積極的な質問が出ました。

いちご狩りの様子の写真
 いちご狩りの様子

キュウリハウスの視察の写真
 キュウリハウスの視察

3 今後の方向

 コロナ禍による活動への影響もありましたが、若手生産者組織として意義のある活動をするため、今後も会員相互に情報を共有し、勉強会や研修会を通じて農業技術や経営の発展、仲間づくりに繋げていけるよう支援します。